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【株式麻雀論】「アガりたい欲求」に負けない自制心をもつ

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どうも、南郷です。

ここ数日、米国株投資の準備を着々と進めていますが、いろいろな記事や数値・グラフなどを見て「現在の米国株は割高らしいので、買うのはもう少し待つべきなのではないか」と、慎重になっている自分がいます。その一方で「いや、いま買わないとこのまま上がり続けて一生買うチャンスがなくなるのではないか」と、「儲けたい欲」も顔を出してきます。

こんなふうに葛藤を続けていると、「そういえば麻雀でもこれと似た気持ちになる瞬間があるな」と気づいたので、記事にします。

 

麻雀は「8割ベタオリ」で大負けは回避できる

ぼくが麻雀を打つときに心がけているのは、「勝つよりも負けないことが大切」「アガるよりも、振り込まないことのほうが大切」の精神です。

「勝たなきゃ意味がない」という強い意志を持って麻雀を打つ人がほとんどだと思いますが、ぼくは少し違います。ぼくは麻雀を打つときは「種銭はジリ貧になるかもしれないが、麻雀が好きだからできるだけ長く打っていたい。リスクをとって1位を狙うよりは、低リスクな打ち方で2位を狙うほうがいい」と思っています。

この心構えで打つと、よほど運がよくないと大勝ちはできないのですが、なにも考えずに打っていた頃に比べれば、少ない種銭で長い時間遊べるようになりました。

 

麻雀初心者の頃、ぼくは「アガりたい欲求」が抑えられず負けまくりました。他家からリーチが入ったときでも、自分の手をアガりたいがために、イーシャンテンやリャンシャンテンで全ツッパしてアガりに向かい、振り込んで負ける、というのを多く経験しました。

「なんで自分は勝てないのだろう?」と悩み、「捨て牌読み」や「何切る問題」など、本やネットで勉強しました。ですが、なかなか勝率は上がりませんでした。あの頃は丸一日打っても一度も1位が取れない、なんてことも多かったです。

 

そして月日は経ち、試行錯誤して現在のぼくの雀風(麻雀のスタイル)が出来上がりました。それは以下のようなものです。

  • 2位を目指し1位は積極的に狙わない
  • 他家のリーチが入ったらよほどの理由がない限りはオリる
  • タンヤオドラ3や役牌ホンイツなど、待ちが読みやすく目に見えて高い仕掛けが入った場合もオリる

これを心がけるだけで、だいぶ勝率が上がりました。よほどツイているときは1位も狙いますが、基本的には無理せず2位を狙うのがぼくの雀風です。プロ級にうまい人からすると「志が低い」と言われそうですが、ぼくの雀風は「大好きな麻雀を、リスクを大きく取らずになるべく長く楽しみたい」という目的で生み出されたものであり、その目的は達せられたのでそこそこ満足しています。

ただ、実力が同じようなメンバーでおこなう麻雀は、ある意味じゃんけんみたいな運ゲーです。運ゲーということは、どうしても避けられない負けを受け入れなくてはいけない場合もあるということであり、これを株式投資で言い換えるなら「株価は上下するものだから、どんなに偉大な投資家でも含み損を抱えるリスクは避けられない」というのと似ています。

そう、リスクゼロの投資なんてものは存在しないのです。あなたもぼくも、参加者は皆、損失が出るリスクを覚悟して参加を決めたはずです。ですが、リスクをできるだけ小さくする戦略を用意することはできそうですよね。それは初期のぼくにとっての「ゆうゆー投資法」や現在の「南郷投資法」であり、これからぼくが取り組む米国株投資においても、必要となる羅針盤です。

 

 

麻雀での「アガりたい欲求」≒株式投資での「買いたい欲求」

さて記事タイトルのテーマに戻ります。

ここまで読んでもらってご理解いただけたと思いますが、麻雀で負ける要素のひとつは、場の状況を受け入れずとにかく「自分だけはアガりたい」という欲求をコントロールできない弱い心なのです。とにかくアガりたいので、無理に勝負してしまう。運がよければそれでも短期では勝てるかもしれませんが、長期的に見れば負けが多くなります。ええ、これはぼく自身の経験から確信をもって言えます(笑)

ここで注目したいのが、麻雀ではたくさん回数アガれたからといって、必ずしも半荘や1日といった長期では勝てないということ。アガる点数とタイミングが大切なのです。株式投資においても同様で、有望な銘柄をたくさん買ったからといって、必ずしもそれで利益を出せるかどうかはわかりません。

 

銘柄分析力や妄想力も大切ですが、株式投資で一番大切なのは、売買のタイミングだと思います。これは麻雀でいうなら「オリるか勝負するか」の押し引きセンスです。

株式投資家なら全員、安いところで買って高いところで売りたいと思っています。ですが、株価の短期的な上下は読めません。だからぼくは南郷投資法で想定株価を設定し、これを売買タイミングの目安として使っているわけです。読めないなりにも、目安となるものを作り、それに従って売買しているのです。

自分の投資方針を忠実に守り売買をおこなうことで「買いたい欲求」をコントロールすることができます。たとえばマークラインズという有望な成長銘柄がありますが、ぼくの想定上限株価を超えているので、買うことができません。ここでルールを破って「ええい!割高とか関係ない!とにかくマークラインズが買いたいんじゃ!」と買ってしまっては、麻雀で全局アガりに向かう初心者のようなものです。自制心なしの猿、ということになってしまう。

そんな猿のようなやり方でも成功することもあるかもしれませんが、このような運否天賦は、ぼくが望む「勝ち」ではありません。ぼくは、勝ちにも負けにも納得感を求めたいのです。

 

 

と、このような思考過程があり、米国株投資の投資方針をどのように策定するか、考え中です。おそらくですが、日本株の投資方針とは少し違うスタイルになりそうな気がします。

それではまた。

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