ぼくは数年前からSIMフリーiPhoneを格安SIMで使ってます。おかげで月額1,000円ほどでiPhoneが使えています。便利な世の中になったものです。
もともとぼくは電話はあまり使わないので、ここ数年は基本料無料・開設無料のsmartalkというIP電話を使ってきました。このIP電話、050で始まる電話番号を無料で取得できるという、秀逸なサービスです。
ただ、今回証券会社とのやりとりをするうえで、これだと非常に不便だということに気づかされました、、、
050のIP電話では、フリーダイヤル0120に電話できない!
もうね、これが最大のネックです。
証券会社や銀行って、ぼくら顧客に通話料を払わせないための親切心なのかもしれませんが、問い合わせ電話番号が0120のフリーダイヤルであることが多いんですよ。
で、これが大問題で、050plusや050smartalkなどのIP電話からは、0120のフリーダイヤルに電話がかけられないんです。
気の利く証券会社は「IP電話ご利用の方はこちらへどうぞ。03〜」というふうに、IP電話用の受付電話番号を用意してくれています。ですが、いくつかの証券会社では、どこを探してもフリーダイヤルしか見当たらない、ということがよくあります。
こんなとき、IP電話からはかけられないので、緊急の連絡時など、とても不便です。
公衆電話からフリーダイヤルにかけることができた
「プリペイド携帯電話でも買おうかな、、、」なんて思ってたんですが、近所の公衆電話からフリーダイヤルにかけてみたところ、なんとかかりました。10円を入れてかけて、電話が終わると10円が返ってきます。
じつは今日は鎌倉新書というIPO銘柄の申込締切日だったのですが、銀行から証券口座への振込が反映されないというトラブルが発生し、銀行と証券会社の両方とやりとりしてました。近所の人気のない公衆電話で、延々1時間電話していたのはぼくです。
で、結局時間切れでその証券会社からは申込できませんでした(泣)
※SBI証券からは申し込めました。
真摯に対応してくれた東海東京証券と新生銀行の担当者様、ありがとうございました。
ミスの原因
今回のミスを簡単に説明すると、「振込時の名目欄に南郷さんの名前が記入されていたので、「南郷さん南郷さん」というふうに名前が二重表示されてしまい、機械によるマッチングエラーが出て、証券会社側で入金処理が止まってしまっていた」ということです。
ちょっと不便なのですが、東海東京証券では、ほかの多くの証券会社では当たり前に使えるネットバンキング経由の即時入金が使えないんですね。なので、ATMやネット経由で振り込まないといけないのです。
ぼくは新生銀行からネット経由で振り込んだのですが、このときに任意記入の名目欄みたいなのがあるんですね。たぶん「家賃」とか「電話代」とか、名目をメモとして入れるための欄なのですが、ここを空白のままにしておけばいいのに、ぼくは「南郷さん」と名前を記入してしまったんです。こうしてしまったため、通常「南郷さん」と表示されるべきところに、「南郷さん南郷さん」と表示されてしまったらしいです。
名前が二重表示されたことで、機械が同一人物と判断できないため、振込人と証券口座の名前が一致せず、マッチングエラーが起きてしまい、ぼくの入金したお金は宙ぶらりんになってしまった、ということでした。
教訓:IPO申込は余裕をもってやる
今回の原因は、ギリギリになってIPO申込をしてしまった、という点です。
じつは東海東京証券から鎌倉新書のIPOに申し込もうと思ったのは今朝、つまり申込締切日当日の朝だったんです。締切まであと数時間しかないのに、急いで朝6時過ぎに振込操作をしたのがまずかった。
振込操作に問題がなければ、普通9時20分頃には買付余力に反映されるらしいので、ぼくはドキドキしながら待っていたのですが、IPO応募締め切りの10時を過ぎても反映されず、そのまま14時を過ぎても反映されませんでした。「おかしいな?」と思って公衆電話から電話したらこういうことになっていた、ということです。
せめて1日早く、やっておくべきだった、、、
IPOでは、こういった1日のロスというのが大きな機会損失になるのだな、と強く記憶に刻み込んでおこうと思います。
さて、ゆうゆー投資法はようやく2014年の10月分まで読んだところ。ぼくは記事へのコメントも全部読んでいるので、読むのにとても時間がかかります。ゆうゆーさんの記事はもちろんですが、コメントにも秀逸なものが多いので、いろいろと勉強になるのです。
全部読み終えるのにあと何日かはかかりそうですが、株を買うのはそれからでも遅くはないと思っています。