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10年後も存在しているであろう企業の株を買う

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どうも、南郷です。

ゆうゆー投資法ブログ、今2015年8月分まで読み終えました。リアルタイムに追いつくまであと少し。

というわけで、ぼくもいよいよ来週あたりから株を購入していこうかなと思っています。

この記事では、どの銘柄を買うか?の判断において、ぼくが思う重要な要素「10年後も存在しているであろう企業の株を買う」について説明します。

 

10年後の世界

ぼくはIPO初値売りも実験的にやる予定ですが、まあこれは宝くじみたいなものであり、当ブログの主コンテンツという位置付けではありません。

現時点で当ブログの主コンテンツとして位置付けているのは、ゆうゆー投資法を参考にした長期安定成長株への投資です。

→ゆうゆー投資法ブログが別窓でひらきます

 

 

銘柄選定において、その企業(サービス、商品など)が10年後も必要とされていて、存在しているだろうか?という問いは、とても重要だと思うんですね。

いや、もちろんぼくらは預言者でも神でもないので、10年後の世界がどうなっているかなんて、正確に予想することはできません。でも、ざっくりと予想することなら可能なはずです。

ぼくらには、これまで生きてきた20年や30年あるいは40年といった「経験」「歴史」があり、そこから学び、未来予想をすることができます。

 

たとえば、ぼくは20年前も10年前もコカコーラを飲んでいたし、現在もたまには飲みます。おそらく10年後もコカコーラは飲むでしょう。

10年前も歯ブラシは使っていたし、もちろん現在も歯ブラシは使っています。これも、きっと10年後も使っているでしょう。

 

すごく簡単な例ではありますが、これだけでも、ぼくらは立派な未来予想ができているわけです。

これを応用して、ほかの業種・商品・サービスについて未来予想してみればいいだけですね。少しやってみます。

 

 

【事例1】DVx:10年後も心臓疾患はあるはず

たとえば、ゆうゆー投資法ブログの初期からたびたび登場している銘柄「DVx」という企業があります。DVxは、心臓ペースメーカー関連製品を医療機関に売る企業です。

10年前も現在も心臓疾患は存在しています。心臓疾患に限らず、こういった重病にかかる人は、高齢になればなるほど増えてきます。日本は今後もどんどん高齢化が進むでしょうし、おそらく10年後20年後には、さらに心臓疾患の人も増えて、DVxの商品ニーズは増え続けるでしょう。

 

もちろん、この一側面だけを見て、「よっしゃ!DVxは未来永劫安全株や!買いっ!」と判断してしまうのは危険で、ちゃんと競争優位性や成長余地、不況耐性なども見る必要はあります。

ですが、心臓ペースメーカーへの需要が、そう簡単にはなくならないであろうことは、誰でも簡単に予想できるはずです。

 

 

【事例2】サカイ引越センター:10年後も引越する人はいるはず

ぼくはこれまで何度か引越を経験してきました。あなたも一度ぐらいは引越経験があるでしょう。

ぼくは今年も引越したし、大学入学時も、卒業時も、就職時も、そして退職時も引越しました。

 

テレポーテーションというSF的技術が実用化されない限り、あるいは、すべてのアパートやマンションが家具備え付きにならない限り、引越ニーズは存在し続けます。そんな時代が今後10年や20年でやってくるとは思えません。100年や200年後はもしかしたらそんな夢のような技術が実用化されているかもしれませんが、そんな自分が死んでしまったあとの遠くの未来のことなんて、考えるだけ無駄でしょう。

この2015年という現代においては、家具という物理的なモノの移動が発生してしまう以上、少なくとも向こう数十年は、引越作業(梱包や運送)がなくなることはないでしょう。

ぼくも何度もお世話になっているサカイ引越センターの株価は、ここ数年右肩上がりです。

 

 

株の購入判断材料はそれだけではない

以上、簡単にではありますが、説明を終わります。

株の購入判断において、「10年後も存在する企業か?」という問いは非常に重要です。ですが、この問いにYesと答えられる企業だからといって、じゃあそれがすぐに買うべき株だという話には直結しないんですよね。そこが株式投資の難しいところです。

ほかにも、「成長余地はあるか?」「競争優位性はあるか?」とか、いくつかの質問にYesと答えられなくてはいけません。

これを判断するために、決算資料を読むだけではなくて、ビジネスモデルについてよく考える必要があるのかな、と思っています。

 

さ、ゆうゆー投資法ブログの続きを読もうっと。

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