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フジコーポのスケベ心?今回の月次発表が遅い理由を考察

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どうも、南郷です。

先日の増資発表から数日たち、1月13日付けで新株の発行価格が決まったフジ・コーポレーション。

毎月第1週には発表されている月次発表が、今回は1月14日の13時現在になってもまだ発表されていません。その理由を妄想してみました。

 

「12月の月次がかなり悪い⇒株価下落⇒発行価格も安くなり、増資で得られる現金も減少」を懸念?

ぼくの予想はこうです。

今年は記録的暖冬ということがニュースで頻繁に取り上げられています。フジコーポの冬の売り上げを牽引するのは、スタッドレスタイヤ履き替え需要でしょう。

 

ぼくは雪国で生まれ、雪国で大学時代を過ごしました。大学時代は車に乗っていたので、スタッドレスタイヤを自分で交換していた経験もあります。その経験から言わせてもらうと、たしかに暖冬なら、「今年はスタッドレスじゃなくてもいいかもな」と判断し、スタッドレスタイヤに付け替えるのを保留する人もいるかもしれません。

ぼくを含め、多くの自動車利用者が11月〜12月上旬にスタッドレスタイヤに履き替えていたと記憶していますが、これだけ「暖冬だ暖冬だ」と騒がれると、「今年は普通タイヤでもいいかもな、、、」と思ってしまう気持ちもわかります。

 

 

あってはほしくないですが、もしかしたらフジコーポ今期12月分の月次は、とてつもなく悪い数字なのかもしれません。それこそ、前年同月比マイナス2桁%というぐらいのひどい数字だったり、、、

もしそのような史上最悪の月次を例年通り1月4日〜5日あたりに発表してしまうと、失望売りにより少なからず株価は下がるでしょう。

今年はそれと同時に増資も発表しているわけですから、数日程度の短期的スパンで見ると、株価が下がる理由はあっても上がる理由はないように思えます。

 

株価の急激な下落があれば、当然それを受けて新株発行価格も低めに設定せざるを得ません。そうなると、増資で得られる現金が少なくなってしまいます。

これを懸念して、昨年は1月5日に発表した12月月次を、今回は1週間以上も遅らせたのかもしれません。

 

それとも、なにか法律で決まっているのでしょうか?たとえば「増資発表後から発行価格が決まるまでの期間は、業績に関する一切の情報は発表してはならない」的な。ググってみたけど、空売り規制みたいな記事しかヒットしませんでした。どなたか知っていたら教えてください。

仮にそのような決まりがあるとしても、フジコーポはIRページで一言ぐらい事前告知するべきでしょう。

 

今回の記事は以上です。

杞憂に終わればいいのですが、ともあれ、12月月次楽しみですね。(いろんな意味で)

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