今ちょうど前場が終わったところですが、この前場で、株式投資開始から初となる株売却&売却益発生を経験しました。
売却の理由を説明します。
最大の理由「現金を増やしておきたかった」
どちらの銘柄も、ぼくが設定した上限株価まではまだまだ上昇余地がありました。ではなぜ手放したのかというと、最大の理由は「下落相場に備え、積極的に買い向かうための現金比率を高めておきたかったから」です。
ぼくには現在の相場が、バーゲンセール状態に見えて仕方ありません。正直、今週に入ってからというものの、「うわぁぁぁ、優良株がこんなに安売りされている!買いたい、、、(嬉)」という精神状態が続いています。
ですが、順調に下落する相場とは裏腹に、ぼくに残された買い付け余力は50万円程度しかありませんでした。バーゲンセールなのにお金がないから指をくわえて見ているだけ。この状態にフラストレーションを感じまくっていたわけです。
そこでぼくは考えました。
「ぼくの保有株はどれも自信のある銘柄ばかりだ。それなら、今の下落相場で理不尽に下げている銘柄を買い増すために、比較的割高になっているトレファクと、まだ割高ではないが一応評価益が出ているBS11を一旦手放して、ものすごく安くなっている他銘柄をナンピンするのは悪くはない選択だ」
50万円程度しかなかった買付余力が、BS11とトレファクを手放したおかげで130万円程度に増えました。よし。これで戦える準備が整った。
短期的な相場は読まない。だからこそ今回の判断をした
ぼくは、数日や数週間の短期的な相場の動きは読まないし、そもそも読めるとも思っていません。それこそ、投げたコインの裏表を当てるようなギャンブルだからです。
だからこそ、ぼくは今回、現状の理不尽に下げているポートフォリオを見て、合理的な判断をしたつもりです。
ぼくは短期的な相場は読めないが、2年後3年後の予想EPSから割り出した現在株価の予想PERならある程度は読めます。予想EPSから見た現在株価がどれだけ割安になっているか。そこを読むことは、少なくとも明日や明後日の株価を読むことよりも合理的でしょう。
そうやってぼくは今回の判断に至りました。
この判断が吉と出るか凶と出るか。どちらになろうと、ぼくの投資家人生において大きな学びの機会となることと期待しています。