昨日はウィルグループの好決算発表があった一方で、シュッピンの微妙な決算発表がありました。
業績予想下方修正ですし、一般的には好材料ではなく悪材料の部類に入るかと思いますので、週明けの株価は下がると思われます。
この記事では、来週以降シュッピンの株をどうするかについて述べてみます。
900円を割り込むようならナンピンも視野に入れる
昨日のシュッピンの終値は1,222円でしたが、その後のPTSでは1,008円まで下がったようです。
あまり関係ないかもしれませんがダウも下がっているので、月曜のシュッピンの株価は1,000円を割る可能性が高いでしょう。もしかすると、昨年10月につけた年初来安値951円を更新するかもしれません。
ないとは思いますが、もし900円を割り込んでくるような魅力的な株価になったら、ぼくは迷わずナンピンします。
というのも、ぼくは今回の下方修正を見ても、依然としてシュッピンの成長ストーリーは崩れておらず、5年後10年後というスパンで見れば、今回の下方修正は一過性の悪材料であり大きな買いのチャンスと見ているからです。
定期的に訪れる「ふるい落とし」
まだ株式投資を始めて10週間の初心者のぼくが言うのもアレですが、エニグモの巨額広告費による大幅下方修正や、フジ・コーポレーションの増資による株価下落などは、市場に定期的に訪れる「ふるい落とし」だと思っています。
では、ふるい落とされるのは誰なのか?というと、「本質が見えていない、信念なき保有者」です。
エニグモの広告費、フジコーポの増資や暖冬などの悪材料、そして今回のシュッピンの免税店売上剥落。これらには以下2点の共通点があります。
「短期的に見れば悪材料だが、長期的に見れば軽視できる一過性イベント」ということと、「事業の本丸は順調」という、この2点です。
エニグモやシュッピンでいうと、取引サイト利用者数は右肩上がりに順調に増えています。フジコーポは暖冬や増資という一過性要因で思惑売りが先行しているだけでしょう。(ところでフジコーポも魅力的な株価まで下がってきており、ナンピンしようか迷っています)
このような本質が見えていれば、今回のような下方修正があったからといって、「やばいぞ!一旦全株売却してリスクオフだ!」みたいな精神状態に陥ることもないのです。
ぼくは、半年や1年などという短期的な業績を見て、やれリスクオフだ、やれ明日はストップ高だ、などという、短期的な売買をしたくないと思っています。そんなに忙しく株を売買する暇があったら、ほかの趣味や仕事に時間をたっぷりと使っていきたいからです。
ですから、一日中株価の動きを眺めては一喜一憂するような生活は、精神衛生的に非常に悪いものと考えていますし、そのような生活は送りたくないと思っています。
では、そのような理想のライフスタイルをイメージしたときに、「短期的な業績に一喜一憂しないでも済む、ゆったりとした気持ちで企業の成長を見守りながら楽しめる株投資はないだろうか?」こう考えていたときに出会ったのが、ゆうゆー投資法だったのです。
シュッピンの記事を書くつもりが、なぜか最後はやはりゆうゆー投資法に落ち着いてしまうところが、ゆうゆーフリークな南郷さんらしいな、という締めくくりとさせていただきます。
さて、来週はシュッピンがいくらまで下がってくれるか、ワクワクしながら待つことにしましょう。