どうも、南郷です。
今週はエニグモの本決算発表があり、それを受けて想定株価を下方修正したため、一部売却して保有比率を下げました。
さて、今週の成績を見ていきましょう。
エニグモの成長率を下方修正
一部売却 3/17 エニグモ 850円×300株
追加購入 3/18 フジ・コーポレーション 1848円×100株
今週はエニグモを一部売却して、その資金をフジコーポに移した形となりました。理由は簡単で、「エニグモは割高、フジコーポは割安」と判断したからです。
これまでぼくがエニグモに設定していた想定株価は800円〜1,200円でしたが、これは成長率25%、予想EPS(2年後あるいは3年後)を40円とした場合のものでした。
ぼくは、エニグモのBUYMAのビジネスモデルはすばらしいもので、依然として成長ストーリーは崩れていないとは思っています。ですが、今回の決算発表と次期業績予想を見て、これまでどおりの「成長率25%」という高い数字を保っていけるかどうか、そこに少しだけ不安を感じてしまいました。
エニグモは2015年1月期に過去最高EPSである33.6円を記録していますが、2016年1月期は巨額広告費が響いてEPSはマイナス8.48円に転落し、2017年1月期の業績予想ではEPS29.14円と弱気な数字を打ち出しています。
ぼくは今回、もろもろの要素を考慮した結果、これまでエニグモに設定していた予想EPS40円は据え置き、成長率は25%から20%に引き下げることにしました。これにより、適正PERも16〜24の範囲に変更となったため、エニグモの想定株価は640円〜960円となりました。
このため、現時点の株価を見ると、ぼくの保有銘柄の中ではエニグモがもっとも割高な銘柄になってしまいました。
そこでエニグモを一部売却し、現在ぼくの保有銘柄で一番割安なフジコーポを1単元ナンピンした、というわけです。
フジコーポもここ数週間よく上げているのですが、エニグモに比べればまだまだ割安であるため、今回は合理的な売買ができたと満足しています。