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【株式麻雀論】リーチをかけたことを後悔する≒株価の短期的上下に一喜一憂する

どうも、南郷です。

当ブログタイトルも麻雀漫画「アカギ」の登場人物からとっているように、ぼくは麻雀が好きなのです。株を始めた頃から、株と麻雀には似ている部分がいくつもあるなぁと感じており、以前からこういったコラム的なものを書きたいと思っていました。

そこで不定期ではありますが、「株式麻雀論」として、株と麻雀の共通点や心構えなどの持論を展開していこうと思います。

麻雀を知らない人にとってはつまらない記事だと思いますので、そういう人はこの記事を読まないでください、、、ではなく、「そういう人は今日から麻雀を始めてください」。麻雀は人類が発明したテーブルゲームの中で、ダントツトップのおもしろさを誇るゲームですので。

それでは、記念すべき「株式麻雀論」第一回に参りましょう。

 

リーチをかけたことを後悔する≒株価の短期的上下に一喜一憂する

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麻雀をやっていると、たまにいるんですよ。(というか麻雀初心者の頃のぼく自身もそうだった)

自信満々に先行リーチをかけた直後に、他家から追っかけリーチをかけられ、一発でドラなんかを振り込んでしまう。そして「なんだよ、こんなことならリーチしなきゃよかった」みたいなことを言う人が。

 

ぼくはこういうシーンを見るたびに思います。

(南郷・心の声)「いやいや、リーチかけるなら、追っかけリーチに一発で振り込む覚悟もできてるんじゃないの?まさかリーチ後は自分だけがアガリに向かえる安全な一人旅とか思ってる?それは甘いんじゃないか」と。

 

リーチをかけるか否かというのは、麻雀においてとても重要な局面であることが多々あります。

リーチは一発や裏ドラが期待できるというメリットがありますが、ツモった牌でアガるかそれを捨てるかしかできなくなる(手牌の変更ができなくなる)というデメリットもあります。

アカギでも有名なセリフ「リーチは天才を凡夫に変える」のとおり、リーチ後はどんなに強い雀士もただのツモ切りマシーンになるしかありません。赤牌でもドラでも、それが危険牌だとわかっていても、リーチ後はただただそれを切るしかありません。ですから、追っかけリーチに一発でドラで振り込む、なんていうのは麻雀では比較的よくあるシーンなのです。

 

で、今回のタイトルに戻るわけですが、麻雀でリーチをかけるときの心境は、株でいうなら銘柄を買うときの心境に似ているな、と思ったのです。

最近ぼくはバラバラといくつも銘柄を新規購入していますが、買いの注文を出すときに、「もう少し下がらないかな」とか「いやいや、いま買わないとどんどん上がってもう買えなくなってしまうかもしれない」とか、考えてしまうのです。

買ったら買ったで、直後から下がり始めて「ほら、やっぱりもう少し待てばよかった」などと考えてしまう。

 

 

ぼくは自分に言い聞かせました。

「いやいや、違うだろ。ビジネスモデルと成長性を自分なりに分析・妄想して、自信があるから買うんだろ。なら、買った株が短期的(数週間や数か月)に上がったり下がったりしようが、一喜一憂するのは無意味だろう。麻雀でも、リーチをかける瞬間に、決断し覚悟しているはずだ。多面待ちでアガれる可能性も高そうな自信満々のリーチだけれども、運悪く追っかけリーチに振り込んでしまうこともある。でもそこを恐れていたら、そもそも麻雀なんて打てないだろ。リーチを打つ瞬間の覚悟、決断を信じて、たとえそれで失敗しても、堂々と胸を張れ」

 

というわけで、ぼくは順風満帆のリャンメン待ちリーチを打つ覚悟で、今日も新規銘柄を2つ購入しました。(MS-Japanとジャパンインベストメントアドバイザー。最近”ジャパン”と名のつく銘柄が多いのは単なる偶然です)

この2銘柄は利益率と成長性が抜群に良く、一発裏ドラつきでアガれるイメージしかありません。もし、この投資が失敗に終わっても、ぼくは自分の判断に胸を張ります。

 

 

最後は精神論

、、、、いかがだったでしょうか。第一回「株式麻雀論」は、「リーチをかけたことを後悔する≒株価の短期的上下に一喜一憂する」というテーマでお届けしました。需要があるかどうかわかりませんが、投資家界隈には麻雀好き(アカギやカイジ好き)な人が多いであろうことを祈って、今後も不定期に連載していきたいと思います。

株式投資って、銘柄分析や業績予想も大切だけど、売買タイミングの最後の最後は精神論というか根性論になるなぁ、、、と感じる今日この頃。

それではまた。

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