どうも、南郷です。
2017年の株式市場も幕を閉じましたね。今年は株式投資家ブロガー界隈を見ていても、好調な人たちが多かったように思えます。
それでは今年最後の週間成績発表と年間パフォーマンスを見ていきましょう。
年間パフォーマンスはプラス39.9%
※今週は売買なし
というわけで、今年2017年の年間パフォーマンスはプラス39.9%となりました。日経平均も年間では19%も上がっているので、市況に助けられた部分もかなりあるのかな、と思います。
今年11月24日の週間成績発表から12月29日の本日にいたるまで、ぼくのポートフォリオも連騰が続き前週比プラスが継続中ですが、少し調子がよすぎるなぁと感じています。近い将来大幅な調整が来るのではないか、、、このように不安を感じている投資家はぼくだけではないでしょう。
とはいえ、そのような暴落がいつ来るのか、どんなに優秀な経済学者だろうとAIだろうと、誰にも正確に言い当てることはできないでしょう。ですから「いつ暴落が来ても対応できるような投資方針を採用できているか」という認識があるかどうか、が重要だと思います。いつ暴落が来ても正常な精神状態を保てるような戦闘態勢が取れているか、麻雀でいえば、いつ他家からリーチがかかっても対応できるよう、安牌を持ちながら打てているかどうか、です。
実力で勝った感じがしない
今年を振り返ってみると、ほぼフルインベストメントの状態まで買いに走った時期もありました。株式投資において、キャッシュポジションとは精神安定剤であり、麻雀でいう安牌です。年間パフォーマンスで見ると、結果こそ上出来に終わりましたが、もしあの守備力ゼロのタイミングで暴落が来ていたら、ナンピンもできず、ただ耐えることしかできなかったであろうと考えると、少し不用意に買いすぎたな、と反省です。
いま思い出してもあの頃の精神状態は楽観的すぎたし、そんな自分に少し恐怖も感じます。ですが、この恐怖心はきっと「良い恐怖心」で、勝負師として忘れてはならない感覚だと信じています。
上述しましたが、プラス39.9%という年間パフォーマンスは、ぼくのような初心者投資家にしては出来過ぎだと自覚していて、「好市況に勝たせてもらった感」が強いです。
麻雀でも投資でも、ぼくの考え方は、「評価されるべきはプロセスであり、結果はそのプロセスについてくるもの」だし、「終わりよければすべてよしは思考停止」なので、そういう意味では、今年の好パフォーマンスは素直に喜べるものではありません。麻雀でいうなら、安牌を持たずにただひたすらアガリに向かって好き放題に打った結果、運よくアガれて勝てた、ぐらいの印象で、自分の実力で勝てたわけではない、という感じがします。
来年は、こういった「後味の悪い勝ち方」をしないよう、すっきり勝ったと思える一年にしたいです。
ぼくの投資家人生はまだ始まったばかりで、先は長いです。まだまだ未熟なので、投資方針は修正修正また修正という感じですが、少しずつ良い方向に向かっていると信じて、今年最後の週間成績発表とします。
読者の皆さま、今年もご愛読ありがとうございました。それでは良いお年を。
※仮想通貨投資の月間成績発表は明日アップする予定ですので、そちらもお楽しみに。
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