どうも、南郷です。
2018年最初の仮想通貨投資月間成績発表の時間がやってきました。
それでは見ていきましょう。
約500万円(税金含む)を利確&撤退
全部売却⇒DASH,XEM,LSK
一部売却⇒ADA
元手 200万円
前回 822万円
今回 163万円(約500万円を利確&資金引き上げ)
年明けから軟調な相場が続き、一時は1BTCが100万円を切るまで暴落した大荒れの1か月でした。大きなイベントとしては、ニュース等でご存知のかたも多いと思いますが、やはり大手取引所コインチェックの580億円相当のNEM盗難事件でしょうか。(NEMのティッカーシンボルはXEM)
先に言っておくと、ぼくのXEMは無事でした。ぼくは当初から、日本円や仮想通貨を取引所に置いたままにしておくことのリスクを認識し、専用ウォレットを利用し手元で保管することを徹底していました。それで今回の事件には巻き込まれずに済みました。やはりリスクヘッジは大切ですね。
ところで、今月は仮想通貨投資からほとんど資金を引き上げました。すでに原資200万円は先月時点で抜いていましたが、それに続いてほとんどの利益を確定し、あとは1BTCと10,000ADAだけ残し、長い目で放置プレイ気味にやっていく方針とします。
というのも、、、告白しますと、ぼくは仮想通貨投資を始めた当初、なるべく時間や労力をとられないように距離を取ってやっていく方針でした。
- 手数料がかさむので短期売買はやりたくない。
- 1日や1週間など短期的な価格変動は読める気がしない。
- 朝から晩まで板に張り付いて売買するような生活はしたくない。
- 当ブログの本丸はあくまで株式投資なので、仮想通貨は片手間でやりたい。
- リアルの本業を大切にしたいので、仮想通貨投資にかける精神的肉体的リソースは最小限にしたい。
ですが、最近はテレビやネット、雑誌などでも仮想通貨投資のことばかりで、無視しようとしても、どうしても仮想通貨界隈の動向や価格変動に意識を奪われてしまい、私生活が脅かされ気味になってしまっていました。気づけば仮想通貨関連のニュースを読んでいたり、見ないと決めていたポートフォリオの価格変動も毎日何回も見るようになってしまいました。
そんな状態に嫌気がさし、ぼくはほとんどの利益を確定し、資金も引き上げることを決意し、すぐに実行しました。コインチェックの事件が起きたのはぼくが資金を引き上げた数日後だったので、この事件があったから資金を引き上げた、というわけではありません。それよりも、ぼくの心が耐えられなくなった、という感じです。
「時間はお金よりも大切」は少し違うと思う
よく「時間は取り返せないから、お金よりも大切である」という声を聞きます。特に富裕層にこのような考え方の人が多いように感じます。
ぼくもこの考え方にはおおむね賛成ですが、ぼくの場合は一言付け足します。たしかに時間はお金よりも大切ですが、時間は時間でもただの時間ではなく、「平穏に過ごせる時間」が大切なのです。この「平穏に過ごせる時間」とは、精神的にも肉体的にも金銭的にも大きな不安要素がなく、ゆったりと過ごせる時間です。
ですから、たとえ十分なお金があっても、精神的肉体的に消耗し振り回され疲れ切っていたら、それは幸せな生き方とは思えません。平穏に過ごせる時間を求めて、さまざまな要素において適度なバランスを保ちながら生きていくこと。これをぼくは重視していきたいと思っています。
さてこの平穏に過ごせる時間を生きるうえで、ぼくにとって仮想通貨投資というのは、相容れないものだったようです。仮想通貨投資ではそれなりに稼げましたが、仮想通貨ギャンブルの異様な魔力はぼくの心を蝕み、ある種の中毒患者のような状態になってしまっていました。
元手200万円から含み益が500万円、1,000万円と右肩上がりに増え、この勢いがどこまでも続くような錯覚がありました。ところが年末年始から値動きが不穏になり、次々とネガティブなニュースが出て、仮想通貨の未来に自信がもてなくなりました。含み益の増減が気になってしまい、朝起きるとすぐにポートフォリオの金額をチェックし、仮想通貨の規制関連ニュースをチェックし、一喜一憂、、、という生活でした。
したくないと思っていた生活を、見事にやってしまっていたことに気づいたのです。
今後は距離を取って仮想通貨の未来を見守っていきます
昨年2017年8月に元手200万円で始めた仮想通貨投資。まだ完全撤退はしていませんが、500万円程度は確定利益として結果を残すことができました。元手含めすべての利確資金はすでに仮想通貨取引所からは引き上げ済みで、今後は違う面で活用していきたいと思っています。当初から「元手200万円だけを捨てる気持ちで」という気持ちでやっていたので、ぼくが仮想通貨に再投資することはおそらくないでしょう。
とはいえ、まだ1BTC(約108万円)と1万ADA(約55万円)だけは残してあるので、今後もこの月間成績発表は続けていきます。将来、この手元に残した仮想通貨が1億円になるかもしれないし、0円の電子ゴミになるかもしれない。どちらの結果となろうとも、納得して受け入れられる金額を残したつもりです。
それではまた来月末に。
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