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週間成績発表【第137週】全部売却⇒ベイカレント・コンサルティング。成長率を下方修正。今後は数字至上主義になります

どうも、南郷です。

今週の成績を見ていきましょう。

 

増収減益の第1四半期決算発表を受けて成長率を下方修正

weekly2018-07-20 9.05.51

一部売却 7/17 ベイカレント・コンサルティング 3,055円×100株 利確 69,326円(税引後)
全部売却 7/18 ベイカレント・コンサルティング 3,080円×100株 利確 71,319円(税引後)

※週明けに全部売却の成り行き注文を出していましたが、週明けはストップ安で100株しか売れず、翌日に残りの100株が売れたためこのような分割売買となっています。

 

成長率を下方修正したことで、現在の株価は割高となってしまったため全部売却しました。

成長率を下方修正した理由は、今回の決算第1四半期決算発表で増収減益となったからです。以下、先日発表された第1四半期決算と、比較のために昨年7月に発表された前期第1四半期決算の抜粋画像をアップします。

こちらが今年のもの。

2019年2月期第1四半期
2019年2月期第1四半期

こちらが昨年のもの。

2018年2月期第1四半期
2018年2月期第1四半期

コンサルタントの採用コストなんか言い訳です。昨年同様の数字を求めていたので、これは下方修正せざるをえません。

 

 

成長率をより厳しく査定することに。数字が一番信頼できる

今週、ぼくは自分の投資方針を見直すためにも、過去の売買履歴を振り返っていました。それで気づいた自分自身の「思考の癖」があります。それは「微妙な決算発表が出ても楽観視し、成長率を据え置くか、あるいは成長率を下方修正するにしても、わずかな下方修正にとどまっている」という傾向です。

たとえば成長率を25%と設定していて、多少悪い決算が出て下方修正したとしても、成長率23%に再設定する、みたいな感じです。完全に「保有バイアス」がかかっていますね。その結果、安易にナンピンしたり、売却が遅れたりします。悪化した数字の幅にもよりますが、25%⇒15%だとかに大幅修正するぐらいの気持ちでやらなければ、また同じ過ちを犯してしまうに違いないと気づいたのです。

これはぼくの思考の癖であり、甘さでした。反省しています。

 

過去にこのやり方でたまたま利益を出せた例(エニグモ)があるので、おそらくその成功体験があるから、「今回も大丈夫だろう」という甘い見方になってしまっていたのだと思います。

 

今回、過去の売買履歴を振り返ってみて、ぼくは保有銘柄の成長鈍化に対する見方が甘く、しかもアクション(成長率再設定や売買)が遅い、と気づいたのです。

ぼくは「株式投資で勝つには妄想が大事」と思ってはいますが、少し考えを改めようと思います。今後は数字至上主義になります。数字(売上、営業利益やキャッシュフローなど)は客観的であり嘘をつかない。数字だけを見てまずは判断しよう。妄想もいいけど、「どんな理由があっても良い数字を耳を揃えて毎回発表すること」が大前提だ、と。

当たり前ですが、妄想というのは個人の主観以外の何者でもありません。妄想に溺れれば、判断の目が曇り、成長鈍化のシグナルを「将来の成長のための先行投資」などとすり替えて考えてしまいます。

富士山マガジンサービスを全部売却したときの記事でも書いたように、「増収減益は危険信号」であることに変わりはないのです。
⇒参照「週間成績発表【第115週】全部売却⇒富士山マガジンサービス(NISA)。増収減益は危険シグナル」

 

増収増益の継続は、よほどの理由がない限り絶対必要条件である

そう、これはもう成長株投資をやるなら絶対条件です。というか、「どんな理由があろうと増収増益は絶対必要である」と言い切ってしまってもいいかもしれません。今後はそれぐらいシビアに見ていこうと思っています。

※サンセイランディックなど、四半期の数字に恒常的にブレがある銘柄は例外です。

 

それではまた来週。

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