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週間成績発表【第166週】全部売却⇒サンセイランディック(NISA)。チャート分析練習⇒サンセイランディック、ZOZO

どうも、南郷です。

今週の成績を見ていきましょう。

 

これでタダ株オンリーに。

weekly20190208

全部売却 2/7 サンセイランディック(NISA)                              781円×400株 利益確定 14,000円

 

2017年4月から保有していたサンセイランディックを全部売却しました。売却理由は、最近チャートリーディングをどんどん勉強していく中で、サンセイランディックの現在のチャートがイヤな形であるということに気づいたからです。タダ株たちもチャートの形状は悪いのですが、タダ株なので許容し、保有継続しています。

以下はサンセイランディックの月足チャートです。(画像クリックで拡大)

サンセイランディック月足チャート
サンセイランディック月足チャート

 

上記月足チャートに表示されている3本の曲線は移動平均線で、黄色が5か月線、水色が20か月線、そして緑色が60か月線です。カラフルな帯は、下落が続くとしたら当面の目標になるであろう支持帯です。青色の630円前後のゾーンはけっこう強そうに見えますが、ここを割るようだと底なし沼の予感がします。今年2019年、相場全体になんらかの「ショック」が起これば、最下層ゾーン400円ぐらいまで下がるかもしれませんね。

サンセイランディックの株価は2012年から右肩上がりに上昇を続けてきましたが、2016年1月に水色の20か月線を下抜き、そこから再度高値を目指すも届かず反落、2016年末には600円台もつけるまで下がりました。しかしそこで緑色の60か月線にサポートされ、再度上昇トレンドが始まり、2017年はほぼ押し目もなく右肩上がりで、水色の20か月線に一度も触れにこない強さがありました。

2017年の強い上昇を受け、2018年1月に最高値1,506円をつけました。ちなみにこのとき、ぼくは保有株が永遠に上昇するのではないかと欲が出てしまって、サンセイランディックは取得株価から2倍高になったのに半分売却できず、タダ株にするチャンスを逃してしまったことは記憶に新しいです。その罰が当たったのでしょうか、2018年は一転して陰線が増え、上ヒゲも含めると典型的な「高値更新失敗」の右肩下がりダブルトップを形成、すごい勢いで下落していきました。前回は水色20か月線で多少踏ん張ったのですが、今回はたった1本のローソク足で下抜いてきた勢いを考慮すると、やはり前回の下げよりは今回の下げのほうが深刻な下げである、と言えるでしょう。

そしてここが注目なのですが、この一連の下げでサンセイランディックとしては史上初となる、緑色の60か月線を下抜いてきました。60日線ではなくて60か月線ですよ、これを下抜いてきたということは、非常に弱いということを示唆します。

現在は750円前後の支持帯でがんばっていますが、仮にここを下抜いてきた場合、青色、黄色、緑色のゾーンを目指して下落していくのではないか、そう考えました。

今月も陰線となれば6か月連続の陰線ということになります。さすがにそろそろ陽線が出てもいいのではないかと楽観視することもできますが、サンセイランディックに関してはNISA枠ということもあり(NISAで損失確定となると税金的に不利)、悪いシナリオのほうを重視することとして、また、わずかではありますが利益が出ているうちに撤退することにしました。200株だけは昨年9月に1,290円で利確していたのですが、トータルでは微益撤退ですね。まぁマイナスじゃなかっただけ良しとしましょう。

 

 

ZOZOのチャート分析

今週大きな下落をしたZOZOも月足チャートを見てみましょう。
(画像クリックで拡大)

ZOZO月足チャート
ZOZO月足チャート

ZOZOもサンセイランディックと同様、初の60か月線下抜きです。これまで強い上昇トレンドが数年間続いていたのですが、2018年7月に最高値をつけてからはほとんど戻しもなく下げ続けています。こちらも陰線の本数的に来月ぐらいは陽線が出そうな気もしますが、もし今月が陰線で来月陽線になったとしても、その陽線で60か月線を上抜けなかったとすると(たとえば長い上ヒゲ陽線となって終値では60か月線を上抜けなかったような場合)、60か月線の下でヨコヨコが数か月続いたあとでさらなる強烈な下げがくる気がします。もしかしたら60か月線付近でのヨコヨコ期間すらなく、一気に底抜けしてくるかもしれません。現物株ホールド派にとっておそらくこれは最悪のシナリオですが、もしそうなったら今年中に1,000円を下抜く可能性もあると思います。

 

ここからは妄想ですが、数年前に700円~800円の価格帯でZOZOを買って保有し続けている株主たちの現在の心境を想像してみます。一時は株価5倍以上になってウハウハだったのが、あっという間に落ちてきて含み益が大きく減ってしまった。しかし、まだかろうじて含み益はある状態。だからまだ余裕をもって保有を続けられる、そんな状況でしょう。しかしこれが1,000円を割ってくるとどうでしょうか。含み益がどんどん減ってきて、あと何十円か下がったらマイナス転落してしまいそうになったとき、これまでの上昇相場しか知らない株主は、果たしてどういう行動をとるでしょうか。

これはぼくの仮想通貨投資の経験から、「損切りせず寝てれば資産が増える、サルでも勝てる上げ相場」しか知らない投資家の心境を書いています。おそらく、よほどお金に執着がない人でない限り、含み益がマイナス転落するかもしれないという恐怖心に勝てず、我先にと逃げだすはずです。現にぼくがそうだったので(苦笑)

今年のZOZOの株価推移、見ものですね。

 

それではまた来週。

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