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週間成績発表【第7週】ドS女クラレのフルスイングビンタ再び!トレンドの初動に確実に乗れる方法を公開します

どうも、南郷です。今週の成績を見ていきましょう。

口座残高、取引履歴、建玉一覧のスクショ

残高は987,413円
今週めっちゃ動いた

今週もたくさん動きましたが、トータルではマイナスになってます。


クラレ以外のトレードをまとめて解説

クラレは後述するとして、先にその他の銘柄についてトレード理由を解説します。例によって画像内に書き込んでますので、チャート画像をクリック拡大してご覧ください。

8002丸紅
6952カシオ
4689ヤフー
7004日立造船
6752パナソニック
3861王子HD
1605国際石油開発帝石




今週は動きすぎですね。理想はもっと銘柄を絞って(2~3銘柄)、玉数を増やして勝負したいのですが、いかんせんスタイルがまだ定まらないので、しばらくはやりたいようにやってみようと思います。銘柄数が増えると思考が分散するというか、あまりよくないと感じます。それに銘柄が増えるとチャート記入も増えてブログ更新がめんどうになるので(苦笑)

ところで王子HDのトレードは先週記載するのを忘れていたようなので一言書いておきます。結果だけ見ると利確ですが、これはあまりよろしくないトレードだったと思います。というのも、すでに伸び切ったあとに遅れ気味に空売りエントリーしてしまっているからです。

ぼくが考える理想のトレードは、大きな値動きの初動から入って、腹八分で利確して逃げるというトレードです。その判断基準の柱となるのは、「5日線を上抜いたか下抜いたか」というものです。たとえば今回の王子HDの空売りでいうと、チャートを再掲しますが、5日線を下抜いた陰線で空売りするべきでした。

5日線を下抜いた陰線で空売りすべき

5日線を下抜いた陰線で空売りする。これがすなわち「大きな値動きの初動から入る」ということなのです。しかし、クラレの往復ビンタトレードでお見せしているように、この5日線の上抜き下抜きで入る手法は、往復ビンタ期間を避けて通れません。今回の王子HDのように何事もなくきれいに下がってくれるときもあれば、クラレのようにアホみたいに往復ビンタを食らい続けるときもあるのです。これは長いチャートの歴史上、どの銘柄でも必ず起こりうる値動きの典型パターンです。

だからこそ、日足だけではなく週足や月足といった長期チャートを見て判断を後押しする根拠を探すのですね。こうしないと、「次もまた往復ビンタ食らって資金がゼロになるまで永遠に損切り連発になるんじゃないか、、、」と不安になり、最後はエントリーすべきポイントなのにエントリーできなくなってしまうからです。そして、ミスターマーケットは天邪鬼ですから、そうして弱気になり、たったの一度だけエントリーしなかったときに限って、きれいに大きな値動きをするのです。こうして、初心者トレーダーや負け組トレーダーは振り落とされてしまうのです。

これが、世の負け組トレーダーのおよそ全員が経験するであろう「損切りした直後にもとの利益方向に動いていき、置き去りを食らった」というあの現象の仕組みです。だからこそ、ぼくの提唱する「往復ビンタは最後の1発まで受け切ろう理論」をバカみたいに信じて、最後の1発まで受け切る姿勢で値動きに食らいついていかなくてはならないのです。

ではそろそろ、ぼくの絶賛往復ビンタ中トレードである、クラレのチャートを見てみましょう。


またも往復ビンタ炸裂!ドS女クラレ

3405クラレ

じつに損切り5回。通算損失は約2万円となりました。

うまいトレーダーからしたら「何やってんだ、へたくそ」と言われても仕方のない途中経過ではありますが、ぼくはいたって平常心です。だって、歴史的に見てもありえないんですよ。株価が5日線を1週間のあいだに何度も上抜いたり下抜いたりする期間が何か月も続くなんてことは。

たしかにここ2か月のクラレの日足チャートを見てみると、5日線を何度も何度も上抜いたり下抜いたりしています。ですが、その前の数か月を見てみてください。特に見てほしいのは、今年2019年2月と3月、5月の暴落です。クラレのチャートを再掲しましょう。

2月、3月、5月にクラレは大きく下げていますよね。このとき、5日線を陰線で下抜いたあと、ローソク足は2週間~3週間ほど、5日線の下にあり続けています。これはクラレだけではなく、ほとんどすべての銘柄において同じような動きをします。なぜなら、株価と移動平均線というものは、そういうふうにできているからです。

数日~数週間株価が下がり続けるとき、5日線は必ず右肩下がりになっており、株価(ローソク足)は絶対に5日線の下にいます。株価が下がりつづけているのにローソク足が5日線の上にあり続けるなんてことは、絶対にありえないんですね。

同様に、株価が下がり続ける期間中は、数日のあいだにローソク足が5日線を何度も上抜き下抜き繰り返すなんてこともありえません。トレンドというのは上か下かの一方向に発生したあと、数日~数週間は継続するようになっているので、5日線を上抜き下抜き繰り返しながら大きく値動きするなんて、絶対に無理なんです。

これは言い換えると、「往復ビンタを受け続けながら大きなトレンドに乗ることは不可能」ということです。現在ぼくはクラレに往復ビンタを食らい続けていますが、この不安定な値動きも、来週か再来週には高い確率で安定した値動きに変わり、上か下かに大きく継続して動きます。これは断言できます。なぜなら膨大な数のチャートを見てきた結果、すべての銘柄がそのようになっているからです。

ぼくはクラレのトレードで、トレーダーとして大きな一歩、大切ななにかをつかめると確信しています。もしかしたら来週も損切り連発になるかもしれませんが、最後には大きな値動きに利益方向で乗れるので、往復ビンタはなにも怖くないです。ただ、往復ビンタを食らい続けたあとに利益を得ても、その利益で損切り分が取り返せないとなると、大問題です。そのときはまた手法を考え直そうと思います。

ぼくは短期トレーダーとしてまだまだ駆け出しですし、そう簡単にうまくいくはずがないですからね。

損切りに感じる大いなる満足感

ぼくが「損切り」という概念に触れ、値動きによる損切りを初めて実践したキッカケは、ウィリアム・J・オニールの著書でした。当時はよくわからないまま「損失8%で強制損切り」というルールを実践していましたが、じつはあのときの損切り、なんとなく納得できてなかったんですね。

たしかに本を読んで理屈は理解できて、資金も守れるし、8%損切りルールは良い戦略のように思えました。ですが、やはりどこまで行っても「他人の考えを鵜呑みにしてるだけ」なんですよ。オニールが8%で損切りしろと言うから損切りしているだけ、ただそれだけなんです。だから、損切りしてはいるものの、チャートの形とか読み方もよくわからないし、損失だけが膨らんでなんだか納得感がなかったんですね。結果として、オニール式も長続きしませんでした。


ですが、今は違います。半年間で数千枚というチャートをひたすら見て、自分の中にチャート解読の回路を作りました。あらゆる銘柄で数十年分のチャートを分析して、目に焼き付けて、「上がるときの形」「下がるときの形」を覚えました。そして現在は実弾トレードで、痛みをともなう経験の中から学んでおり、すべての損切り理由を自分で説明できますし、納得感のある損失として受け入れることができています。

「納得感のある損切り」これは大きな成長です。

「誰かが8%で損切りしろと言ったから」とか「有名ブロガーが買いと言ったから」とか、知ったこっちゃねぇですし、そんなノイズに振り回されていたら、おそらく一生負け組トレーダーから抜け出せません。ここ数年間はアベノミクスの上昇トレンドだったので、そんな他力本願なやり方でもたまたま勝ててたラッキーな株式投資家(過去のぼくです)は多いでしょう。運を実力と勘違いしている残念な「株式投資家」は腐るほどいますし、そういう連中が調子にのって「〇〇投資法でカンタンに資産100倍!」みたいな便所紙以下の役に立たない本を出すんです。

株式投資を始める人は、当たり前ですが全員最初は初心者です。ぼくは、これから株を始める初心者さんに、そんな「便所紙以下の本」を読んで、誤った情報を鵜呑みにして負け組トレーダーになってほしくありません。ぼくのブログを読んでくれるあなただけでも、正しい道に導いていきたい。ぼくはそういう思いで当ブログを書いています。

ぼくはトータルでは勝てることを確信していますが、とはいえ現在はスタートの100万円からマイナスになっています。このことは真摯に受け止めなければなりません。当ブログ読者様にも、「南郷は口だけの負け組トレーダーだ」と思われるかたもいるでしょうし、その指摘は、資産額の推移を見れば現在のところ正しいです。

ただ、ぼくはこの損失は必要経費だと位置づけており、なんら心配していません。当ブログ読者様にも、今月や来月ではなく、半年や1年後に判断していただきたいと思います。南郷が負け組かどうかを。ぼくの100万円の種銭が50万円になっているか、200万円になっているかを見て、そのときに判断してください。

それではまた来週。

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