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週間成績発表【第15週】次の段階「チキン利食いを克服する」

どうも、南郷です。今週の成績を見ていきましょう。

口座残高、取引履歴、建玉一覧のスクショ

今週は利確を我慢中。

 

売買銘柄のチャート

売買根拠はチャート画像に記入していますので画像クリックで拡大してご覧ください。

8267イオン
8905イオンモール
9503関西電力
8282ケーズHD
3668コロプラ
4528小野薬品
8585オリコ
8848レオパレス21
3436SUMCO

今週のトピックは3668コロプラの爆上げでしょうか。エントリー翌日と翌々日に大陽線でしたが、いずれも利確を我慢しました。翌々日の大陽線は場中もし見ていたら心が揺らいだかもしれませんが、それでも利確は我慢しなくてはいけません。

なぜならぼくの手法では、損は素早く切り、利益はなるべく伸ばすという「損小利大」を大原則としているからです。もしここで利確してしまうようなら、今後上げ続けたときの利益をすべて手放すことを意味します。

現に、ぼくがチキン利食いしてしまった野村HDや五洋建設などは、利確後もガンガン上がり続けていますし、10%程度で終わった利益が、利確を我慢できていれば20%や30%の利益になっていたんです。そういえば新手法トレードでの初利確となった日立造船も利確後は上がっていましたし。野村HDと五洋建設のチャートを再掲しましょう。見事にチキン利食いになっています。

8604野村HD

 

1893五洋建設

このチキン利食いを克服しないと、永遠に勝ち組トレーダーにはなれないでしょう。そこで、今一度利確ルールを再確認しておくことにします。

 

現行の利確ルール

 

トレードルール「利確編」

  1. 「頭としっぽはくれてやれ」の精神を基本とする
  2. すべての移動平均線が同じ方向を向いている限り、5日線を逆に抜けるまで利益を伸ばす
  3. チキン利食いは大罪であることを忘れない

ルールをまとめた記事には上記のように書いてありますが、まさに「言うは易し」の状態になってますね(苦笑)。

特に大事なことは「5日線を逆に抜けるまで利益を伸ばす」という部分なのですが、全然実行できていません。じつは今週利確した小野薬品も、まだ株価は5日線の上にあるのにチキン利食いしてしまいました。。。ただ小野薬品については、20日線の下に株価があった、弱い中での買いだったので、野村HDや五洋建設とはまた少し状況が違うのですが。

とにかく、強い形でうまく買いで入れた場合、たとえば現在のイオンモールやコロプラなどは、株価が5日線を下抜かない限り、利確してはいけないのです。「早く勝ちを確定してしまいたい」という弱い心を鍛えていかねばなりません。

「なんとなくそろそろ下がりそうな気がするから」とか「陰線がちになってきたから」という読みは、たしかに当たるときもありますが、それでも原則として5日線だけを見て判断すべきです。特に自分が利益の乗った買い玉を抱えているときの「もうすぐ下げるかも」という読みは、保有バイアスがかかっているケースが多く、あてになりません。だからこそ、客観的な5日線の挙動だけを見て信じて、それに従っていく鋼のメンタルが必要なのです。

ぼくは最近、実戦を通して、少しずつトレードの弱肉強食の仕組みがわかってきた気がします。なぜ世のトレーダーの9割が負け組といわれるのか。彼らはなぜ勝てないのか。「プロスペクト理論なら知ってる」というくせに、なぜそれでも負け続けるのか。

原因はやはり「チキン利食い」なんです。

すべての負けの原因はチキン利食いにあります。もちろん損切りができないことも大きな要因ではありますが、それ以上にチキン利食いこそが、倒すべき悪の親玉だったのです。

 

これは文章で表現するのが難しいのですが、利確と損切りにかかるメンタル負荷の差、ここの感じ方の違いが、トレーダーを勝ち組と負け組に分けている気がします。まだ考えがまとまっていないのですが、勝ち組トレーダーは損切りも利確も同じメンタル負荷でできるのではないか。損切りを我慢するのも利確を我慢するのも、同じメンタルの熱量でできるのではないか。言い換えるなら、自分が買いポジションか売りポジションかに関係なく、株価の上下を客観的に眺められるのではないか。

評価益がマイナス転換することへの恐怖も、評価損がプラス転換することへの期待も、まったく同じ事象として認知でき、同じメンタル熱量で対応できるのではないか。

ちょっとうまく表現できないのですが、そんな感じです。

来週はメンタルが試される週になりそうです。それでは。

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