どうも、南郷です。今週の成績を見ていきましょう。
口座残高、取引履歴、建玉一覧のスクショ
※先に書いておきますが、来週は所用のため週のほとんど相場を見ることができないため、今週で一旦全建玉を手仕舞いしています。そのため、本来なら利確するべきではない場所で利確していますがご了承ください。
今週で10月も終わりました。10月の月間収支はざっくりとですがプラス3万円ぐらいでした。これで先月に引き続き、2か月連続で月間収支プラスとなりました。この程度ではまだまだ運の要素が大きく、実力で勝ち取ったものかどうか怪しいので、あと半年~1年ぐらいはデータを取りたいですね。
もしあと1年、損小利大で増やし続けることができたら、さすがにそのときは運用資金を増やしてもいいのではないかと思っています。また、今月勝ち越しといっても、100万円に対しての3万円ですので、たったの3%しか増やせていません。将来的には月利10%ぐらいは欲しいと思っているので、ここが上積みできないと厳しいですね。
今週の売買銘柄チャート解説
今週は上述したとおりイレギュラー的に全玉を手仕舞いしていますので、本来利確すべきでないところで利確しています。ご了承ください。画像クリックで拡大してご覧ください。







今週のトピックは「決算発表」についてです。
10月末~11月上旬は多くの銘柄の決算発表がありますが、ぼくが今月ホールドしていた銘柄でもその影響を受けたトレードがいくつかありました。トヨタ紡織は含み益をこれからまだまだ伸ばすぞ!という段階でしたが、決算発表があったので前日に手仕舞いしたところ、結局決算発表後に爆上げして終わりました。ただ、これは判断としては悪くなかったと納得しています。トヨタ紡織の「決算回避手仕舞い」は先週から決めていたことでブログでも公表していましたし、利益率こそ10%には届かないものの悪くはなく、まぁ納得できる水準でした。
もしトヨタ紡織の「決算またぎギャンブル」に挑戦していれば、さらに含み益を増やすことができたのですが、これは結果論です。上に10%動いたのなら、下に10%動く可能性も十分にあったということです。こういうコイントスに近い賭けをやるうえで重要なのは、「最悪の展開を想定し、おそらく最悪の展開のほうの目が出る」とイメージしてみることです。頭の中がお花畑の人は、このとき真逆の発想をします。つまり、「自分にとって都合の良い展開しか想像せず、最悪の目が出ることなどそもそも想定すらしていない」ということです。
ですから、真逆に10%動いた場合、損切りもなにもできずに塩漬けにすることしかできません。含み損10%以上のポジションを、建玉操作の事前計画もなく、損切りラインもなく、何か理由をこじつけて保有し続けている人は負け組だと思います。そういうトレーダーは、たとえ現在ラッキーで勝てていても、そう遠くない未来に負け組に転落することになるでしょう。ファンダ派・チャート派など個々人のトレードスタイルにもよるので一概には言えませんが、ぼくの言いたいことはわかってもらえると思います。
ただ、株のおもしろいところは、そういう負け組の素養ばっちりの人でも、アベノミクスのような空前絶後の上昇局面に運よく居合わせたおかげで、億り人になったり書籍を出したり講演しちゃったりできてしまうところです。株って本当におもしろいですよね。この「まぐれを実力と勘違いすること」に関しては、ナシーム・ニコラス・タレブの著書「まぐれ」に詳しく書いてあり、おもしろいのでおすすめです。この本、読むと声出して笑いますよ。
かくいうぼくも昔は含み損40%超の株を握り続けていたことがあったのですが、今思えば狂気の沙汰でした。あんな愚行はもう二度とやりません。あなたはそんな愚行、まさかやってませんよね?
それではまた来週。
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