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週間成績発表【第26週】新プロジェクトの構想「負け組の逆をやる手法」

どうも、南郷です。11月最終営業日ですね。今週の成績を見ていきましょう。

口座残高、取引履歴、建玉一覧のスクショ

今週は東京建物の2回目の損切りとアシックスのまぁまぁでかい損切りがあり、月間トータル確定損益では負け越しとなりました。3か月連続勝ち越しならず、、、3歩進んで2歩下がるといった感じですね。うーむ。

ところで今週はかなり多くトレードしているような取引履歴となっていますが、これは先週のポジションサイズルール変更によるもので、中途半端な株数だったものをすべてチャートに関係なく手仕舞いしたためです。チャート形状が良かったので、三菱自動車だけは300株買い増ししてポジションサイズを約20万円にすることで対処しました。



東京建物のトレード振り返り

今週のトピックは東京建物の損切りトレードです。まずはチャートをご覧ください。(画像クリックで拡大)

8804東京建物

ちなみに以下が先週のチャート分析。

先週時点の分析

、、、というわけで、久しぶりの手痛い連続損切りとなりました。アシックスも似たような感じで損切りしています。

最近、うすうす感じているのは「逃げる判断がワンテンポ遅い」ということです。たとえば上記チャートの「陽線A」ですよね。ここで逃げるという判断が、今のぼくにはできません。どうしても「まだ損切りするほどの損失じゃないし、もう1日様子を見てみよう」と楽観視してしまうんですね。

もちろん、これが正解となる場合もあって、今回は上に飛んでいきましたが、陽線Aの翌日に暴落するケースも過去チャートでは多くあります。

ただ、ここで「イヤな予感」を感じ、微損撤退できる人こそが勝ち組なんじゃないか?と思うわけです。この「イヤな予感」って判断が難しくて、たとえば少し前にトレードしたSUMCOという銘柄では、この「イヤな予感」で逃げた結果、直後の上げを取れなかったという苦い記憶があります。

「損切りがワンテンポ遅い」これはぼくの大きな課題だと実感しています。このワンテンポが積もり積もって、いつか命取りになるのではないか、そんな危機感を感じているのですが、今のところ具体的な対策はないのが現状です。

もしかしたらこうすればいいんじゃないか?というアイディアはあって、「利確は楽観的に、損切りは悲観的に」というフレーズを考えました。言い換えると「利確はワンテンポ遅く、損切りはワンテンポ早く」という感じになります。これは理にかなっているな、と自画自賛しているフレーズなのですが、なかなか実践するのは難しいものです。



新プロジェクト「負け組の逆をやる手法」の構想

さて先日よりお伝えしている新プロジェクトですが、着々と準備は進んでいます。2つのプロジェクトを新しくスタートさせる予定なのですが、お伝えしているとおり、1つは株トレードを別手法でおこなうという企画です。(もう一方は株ではない投資対象なので当ブログでやるか別ブログを立ち上げるか考え中ですが、また考えがまとまったらお知らせします)

別手法といっても、ロジックは移動平均線やローソク足を重視する現行手法と似たような感じです。ただ大きく違う点は、「現行手法の逆をやる」という点です。

厳密にいうと真逆ではないのですが、たとえば現行手法では絶対に買わないようなところをあえて買っていく、というスタンスです。

これをなぜ思いついたかというと、、、ぼくが昔読んだ情報の中で「トレードは負け組の逆をやれば勝てる」と言っていた勝ち組トレーダーがいたんですね。で、ぼくは考えました。「負け組って誰だよ?」と。

いたんですよ。典型的な負け組トレーダーがぼくの目の前に。というかぼく自身が負け組トレーダーなう、だったんですよ。



何度も当ブログ上で述べていますが、トレードでは結果がすべてです。結果とは、「元本が増えているかどうか」この一点のみです。どんなやり方でも、増えているなら勝ち組、減っているなら負け組です。ぼくは今年6月~11月の6か月間、ああでもないこうでもないとやってきましたが、結果はプラマイゼロ。スタート資金100万円は、一度も大きく増えることもなく、100万円周辺をうろうろしているだけです。

6か月もガチャガチャ忙しくトレードしたくせに、プラマイゼロって。これどう見ても勝ち組とは言えませんよね。

負け組トレーダーのいい手本がまさにぼく、南郷だったんです。そこで、ぼくは負け組南郷の逆をやってみようと。そう考えたのが新プロジェクトが動き出すきっかけでした。



現状手法の逆をやるとは?

現状、ぼくの手法では簡単に説明すると以下のようなトレードをしています。

  • 半年ほど上げ続けてきた銘柄の天井圏からの暴落を狙う
  • 半年ほど下げ続けて直近3か月ほど横ばっている銘柄の底練りからの上昇を狙う
  • 買いエントリーは押し目を形成した陰線で入る(下がったら買い)
  • 空売りエントリーは戻り目をつけた陽線で入る(上がったら空売り)

逆をやるとなると、以下のようになります。

  • 半年ほど上げ続けてきた銘柄の天井圏からのさらなる上昇を狙う
  • 半年ほど下げ続けて直近3か月ほど横ばっている銘柄のさらなる下げを狙う
  • 買いエントリーは5日線を上抜いた陽線で入る(上がったら買い)
  • 空売りエントリーは5日線を下抜いた陰線で入る(下がったら空売り)

もっと簡単に言ってしまうと、現行手法では逆張りなのですが、新手法では順張りにするということです。

大きな違いはこの「逆張りを順張りに変える」という点なのですが、それ以外にも以下のように変更を加えるつもりです。

  • 同時にエントリーできる銘柄数は1つだけとする(単一銘柄を繰り返し売買)
  • 試し玉と本玉に分けて複数回エントリーする
  • 損切りをワンテンポ早くする



これを見て、読者のあなたはどう思いますか?もしあなたがぼくと同じように負け組なら、こう思うでしょう。

「半年も上げ続けてきてそろそろ暴落するに違いないのに、ここからさらに上げを狙うなんてどうかしてる。そんな高値掴みするやつは負けて当然」

「これだけ下げて底練りしているのだから、さすがにもう上がる。そんなところで空売りするなんて、危なすぎる。負けて当然」

ぼくも同じように思いますよ。これだけ上げたんだから、さすがにそろそろ暴落するだろうと。これだけ下がったんだから、さすがにそろそろ上がるだろうと。でもこれこそが負け組の思考なのではないでしょうか。



これは仮説ですが、「安くなったら買う」という、世間の一般常識では正しいとされる経済観念が、トレードの世界では命取りになるのではないか?と思うんです。

だからぼくは試験的に、現状とは真逆のやり方でトレードするという新企画をやってみることにしました。



開始資金は100万円を予定、現行手法も継続します

新プロジェクトでの開始資金ですが、これは現行手法と同じく100万円で始める予定です。高いところをさらに買っていく、今までのぼくからしたら「そんな恐ろしいことできない」という狂気じみた手法ですが、過去チャートでの検証によると、悪くはない結果が出ています。あとはこの手法にぼくのメンタルが耐えられるかどうか、、、です。

また、現行手法でのトレードも継続しておこなっていきます。これは、どちらの手法がより優れているか、競わせる実験的な意味もあるためです。もし、「負け組の逆をやる手法」のほうが明らかにパフォーマンスが良いという結果となれば、現行手法でのトレードは打ち切って、そちらに資金をまとめるのもいいなと思っています。そんなにうまくはいかないでしょうけどね。(苦笑)

最低半年~1年ぐらいは見てみないと、どちらが優れているか判断しかねるので、しばらくは2つの手法を同時並行でおこなう予定です。



キリのいいところで2020年の大発会から「逆をやる手法」でトレード開始したいのですが、まだ検証・練習が十分にできていないので、そちらの進捗も考慮しつつ、スタート時期を決めたいと思います。

それではまた来週。

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