どうも、南郷です。この記事では、ついに今週スタートした新プロジェクト「単一銘柄順張りトレード」の詳細を公開します。
また、既存手法の週間成績発表と区別するために、こちらの記事タイトルは「単一銘柄順張りトレードの週報」の略で「単トレ週報」とします。
口座残高、取引履歴、建玉画面のスクショ
これまでの形式と同様、まずは証券口座のスクショを掲載します。
結論から言うと、今週はエントリーを見送ったため、ノートレードとなりました。また、今回新しく利用を開始した証券口座は立花証券e支店です。
おそらく業界最安水準の信用取引コスト「立花証券e支店」
ぼくが今回新しく開設した立花証券e支店ですが、おそらく業界最安水準の信用取引コストです。それもダントツです。
※2020年1月時点、南郷調べ。
ここでいう「信用取引コスト」とは、信用取引手数料・買方金利・貸株料などすべてを含んだ合計金額で考えています。
ぼくは信用取引しかしないので、現物株の諸経費は考慮せず、いかに安く信用取引ができるかという視点で、今回徹底的に証券口座をリサーチしました。その結果、立花証券e支店が業界最安だとわかったので、ここを使っていくことにしました。
ちなみに、立花証券e支店のウェブサイトによると、信用取引コストは以下のようになっています。現引・現渡に手数料がかかりますが、ぼくはそもそもやらないので問題なしです。
貸株料(空売りにかかる金利)は1.15%と業界平均水準ですが、注目すべきは買方金利の安さ(信用買いにかかる金利)です。
立花証券e支店の買方金利は業界でもダントツに安い1.6%となっています。参考までに以下に主要証券会社の信用取引コストをまとめます。
会社名 買方金利 貸株料 信用取引手数料が無料or有料 の順に書いていきます。※いずれも制度信用。
- SBI証券 2.80% 1.15% 有料
- マネックス証券 2.80% 1.15% 有料
- 楽天証券 2.80% 1.10% 有料
- 松井証券 3.10% 1.15% 有料
- auカブコム証券(旧カブドットコム証券) 3.98% 1.15% 有料
- むさし証券 1.35% 1.15% 有料
- SMBC日興証券 2.50% 1.15% 無料 ←資金5分割トレードで使用中
- 立花証券e支店 1.6% 1.15% 無料
- 立花証券ストックハウス 2.60% 1.15% 有料
むさし証券だけ買方金利が1.35%と破格に安いですが、むさし証券では信用取引の取引手数料が毎回数百円かかってきますので、ぼくのように数日間に何度もエントリーを繰り返すとなると手数料もバカになりません。そう考えると、信用取引手数料無料である立花証券e支店に軍配が上がります。ところでぼくが資金5分割トレードで使用しているSMBC日興証券は信用取引手数料が無料ですが、買方金利はそこまで安いということはないですね。
ちなみに、立花証券のストックハウスはe支店とは別のサービスですので、間違いのないようお気をつけください。ストックハウスは普通に信用取引コストが高いのでオススメしません(苦笑)
ところで立花証券e支店はスマホ発注の使い勝手が少しだけ不便かな~と感じます。ほかの証券会社はスマホ専用アプリがあるので便利なのですが、立花証券e支店はこれがないので、スマホ専用サイトにログインして発注しないといけません。このスマホ専用サイトの動作が少々もっさりしている気がします、、、まぁ、これは慣れていけばいいだけのことなので、そんなに気にしていません。スキャルピングをやるわけでもないですしね。
銘柄は「6976太陽誘電」
ぼくが今回の新プロジェクト「単一銘柄順張りトレード」でトレード対象とする銘柄は、
6976太陽誘電です。
この銘柄を選んだ理由は、
- 売買代金ランキングで毎回上位に入っている
- 過去チャートのトレード練習で勝ちやすかった
以上2点のみです。業種とか会社の経営状態がどうとか、そのあたりはまったく考慮していません。太陽誘電って、社名だけはなんとなく聞いたことがありますが、特段ググったりしようとも思いませんし、むしろ深く知ろうとしてはいけないと思っています。たしか、、、ずっと昔にCDを焼こうとしてブランクCDを買ったときに、ラベルに太陽誘電と書いてあったような、なかったような、、、そんな記憶がうっすらとあります。ぼくが太陽誘電について知っていることはその程度です。
これまでも述べていますが、チャーティストに必要なのはチャートだけであり、それ以上の情報は毒にしかなりません。ぼくはそう信じています。
では太陽誘電の現在のチャートを見てみましょう。
チャート画像に記入したとおりなのですが、今日のコマ陰線で買ってもよかったかもしれません。しかし、悩んだ末に今週はエントリーを見送ることにしました。見送った理由はいくつかあり、中でも大きな理由は、決算発表が迫っていることです。太陽誘電は2月7日(金曜)に第3四半期決算発表を控えています。今日エントリーしたとしても2週間後には決算発表なので、少し入りづらいなと感じてしまいました。
迷ったら見送る、これを原則としていますので、今週はエントリーを見送りました。
では、どうなったらエントリーしやすいかというと、以下のようなチャートになれば買いエントリーしようと思っています。
上記のように2つのシナリオを想定しています。しばらくボックスになるものと、ボックスなしで再度トレンド回帰して上昇していくものですね。
ただ、決算発表を2週間後に控えていますから、どちらかというとボックスに移行する可能性のほうがやや高いのかな、とは思います。
また、60日線の方向に順張りエントリーするため、基本的に今後しばらくは空売りはナシです。たとえもうすぐ暴落が来るとしても、60日線が上向きのあいだは傍観するだけ。空売りできる条件が整うのは60日線が下を向いたときです。これだけ元気に上を向いている60日線が下を向くには、そうとうな時間がかかります。そうですね、下げ始めてから1か月~2か月程度は時間がかかると思います。
一応空売りシナリオも用意はしていますが、空売りはまだ先になりそうです。イメージしているのは下図のような2018年8月~12月にかけての下げ相場です。
2018年は7月に天井をつけて、60日線が折れたのは9月になってからなので、2か月のタイムラグがありました。2020年も同じように3600円から下がるとすれば、次の空売りエントリーチャンスはおそらく2020年3月~4月頃でしょうか。
なので、もしかしたら太陽誘電には買いも売りも今後しばらくエントリーチャンスがないかもしれません。この手法では、60日線の方向に順張りエントリーするという方法を採用していますが、その理由は「エントリーを厳選するため」です。ころころと目線を変えてドテンエントリーばかりして往復ビンタを食らい、ポジポジ病の重篤患者となり資金を秒速で減らしていくという、負け組の悪しき習慣を極力避けるための方策なのです。
それではまた来週。
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