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週間成績発表【第36週・最終回】逆張り手法をぶっ壊して「狂気の手法」へ昇華させます

どうも、南郷です。今週の資金5分割トレードの成績を見ていきましょう。

※当記事にて、こちらの手法での週間成績発表は最終回となります。

口座残高、取引履歴、建玉画面のスクショ

 

今週は思うところあって、本来なら決済するところではないのですが、一旦建玉をすべて手仕舞いしています。

寝ても覚めてもチャート漬けの週を過ごし、たどりついた結論

今週も5分割逆張りトレードの手法再考にあたり、四六時中チャートのことを考えていました。トイレにいるとき、寝る前の布団の中、、、あらゆる場面でひたすらチャートを思い浮かべ、どうやればしっくりくるエントリーができるか?勝てるロジックは?ポジポジにならないためには?などなど、ひたすら思考を重ねた週でした。

60日線を見てみようとか、週足の移動平均線を見てみようとか、水平線、トレンドライン、三尊、、、いろいろなことを意識しながらチャートをひたすら眺めました。その結果、、、

「現行手法を一度ぶっ壊して、ゼロから再構築したほうがよい」という結論に行き当たりました。

というのも、、ここのところ、こちらの逆張り手法においては、エントリー基準がちぐはぐで、ダメとわかっていながらもエントリーしてしまうポジポジ病患者になってしまっていました。今週即損切りとなった日立造船や野村HDのトレードなんかも、よくわからないところでエントリーしてしまっているし、損切りしたあとで「なんでこんなところで入ったんだろう?」と後悔する始末。

損切りラインが守れている点だけはまだ救いようがありますが、わずかばかりの自作ルールすら守れていない現状では、どんなに試行錯誤しても勝てるようにはならない。そう直感的に感じ、今週末時点で一旦すべてのポジションを手仕舞い、頭をクリアにするための時間を取ることにしました。

新・逆張り手法の草案

単一銘柄トレードでは60日線方向に順張りする手法を採用しており、こちらはまだ初回エントリー待ちの監視中であるものの、ロジック自体には納得感があり、しっくりきています。

しかし、こちらの5分割逆張り手法は、2019年6月の手法スタート時点から幾度となく修正を重ねてきたつぎはぎだらけのルールのおかげで、自分でもよくわからないところでエントリーを繰り返し、再現性のない損切りを繰り返すという、お粗末な結果となっています。

自分でも自覚がなかったのですが、おそらく度重なるルール修正のせいで「ここでエントリーしてもよい」という判断において、修正前の古いルールを適用したり、適用しなかったりと、なんとかしてエントリーするために都合よく解釈して、結果ポジポジ病になっていたようなのです。

そこで一旦古いルールをすべてぶっ壊して、もう一度ゼロから組み立て直すことに決めました。というわけで、こちらの週間成績発表は当記事をもって一旦の最終回となります。

そして新たに構築する「新・逆張り手法」ですが、こちらもかなりメンタル負荷の大きい手法を採用予定です。早ければ今月中にはトレードをスタートできるかと思います。新・逆張り手法において、現時点で採用しようと思っているアイディアは、

  • 資金を3分割し同時エントリーは最大3銘柄までとする
  • 売りと買いを同時に持つ
  • 計画的ナンピン←New!
  • 60日線と20日線の傾きと位置関係に注目
  • 天井圏でのボックスの上限付近で空売り
  • 底値圏でのボックスの下限付近で買い

こんなところです。

特に大きな転換点としては、「計画的ナンピン」の採用。これは下がっている銘柄を買いで入り、エントリー後にさらに下がって含み損になっても損切りせず、予定しているラインまでは買い下がっていく手法です。そう、もし失敗すれば簡単に大損して退場となる手法です。

ですが、計画的ナンピンはうまく使えば高い確率で勝ちに持っていける手法です。リスクも大きいですが、すべてのエントリーにリスクはつきものですし、リスクのないエントリーなんてないんですね。銃弾飛び交う戦場たるチャートに、もともと安全地帯なんてない。リスクを背負うからこそ勝てる。これはトレードだけでなく、勝負事の鉄則です。

ぼくが負け組から脱却できないのは、リスクのないエントリーポイントを血眼になって探そうとしてしまっているからだと気づいたんです。そんなもの、もともと存在しないんですね。もし存在するとしたら、それは過去チャートの中にだけです。そう、過去チャートの中にだけ、リスクのないエントリーポイントが存在します。だから、過去チャートで勝てる手法をひたすら練習しても、いざリアルトレードとなると急に勝てなくなるんだと思うんです。

現在進行形で負け組のぼくに必要なのは、すべてのエントリーにはリスクがともなうという当たり前の事実を認め、では逆行したときにどうするか?むしろ逆行する前提で手法を組み立てたらどうか?そう考えた末に、計画的ナンピンというリスクの高い手法にたどり着いたんです。

これまでなら損切りしていたところで逆にさらに買い増していくという、これまた狂気の沙汰みたいな手法を採用することになりそうです。単一銘柄トレードで採用しているピラミッディング手法にも恐怖心を感じていますが、こちらの計画的ナンピンにも同じぐらい大きな恐怖を感じます。ほんと怖い。

「最後のナンピン買いを入れたあとに底抜けしたら大損するけど大丈夫?そんなアブナイ手法、やめとけば?」という悪魔の声が聞こえてきますが、ぼくはアクセルを踏み込まなくてはいけません。アカギみたいに崖からアクセル全開でダイブすれば助かるかもしれない。チャンタをテンパったときの南郷さんみたいにウーピンを叩き切るんだ。死ねば助かるのに。

というわけで、2019年6月から続けてきたこちらの週間成績発表は今回が一応の最終回です。36週間での運用結果は、まさかのプラマイゼロという微妙すぎる結果でした。100万円スタート、100万円フィニッシュ(実際は99万9565円ですが誤差なので無視)です。当初の皮算用では150~200万円ぐらいにはなってるはずだったのに…(苦笑)

約8か月も続けてきたのに、終わってみればプラマイゼロ。成績としてはかなり微妙ですが、その中でも次につながるヒントや学びは得られたし、この8か月は無駄ではなかったと思います。きっと次につなげてみせる。

今月中には新・逆張り手法をスタートできるかと思います。それではこの記事はここまでにして、のちほど単トレ週報をアップしますね。

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