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単トレ週報【第12週】利確しといてよかった…太陽誘電はボックス気配濃厚か

どうも、南郷です。今週の成績を見ていきましょう。

口座残高のスクショ

今週はノートレードだったので、取引履歴と建玉画面のスクショは省略します。簡略化という名の手抜き。

太陽誘電はボックス気配濃厚

今週のチャートをチェックしていきましょう。

先週末、節目2500円で下ヒゲで戻されたことに不穏な気配を感じて利確して逃げたのですが、結果的にはナイス逃げだったようです。というのも、今週は月曜に大陽線で切り返し、終値ベースでは5日連続上昇という強い週となりました。

やはり2500円という500円ごとの節目で下ヒゲで戻されたことには、反発のシグナルが表れていたということでしょう。今後の学びとなりました。

さて今週はたしかに5日連続上昇という強い値動きを見せたものの、金曜は寄り天井のコマ陰線となり、また前回高値2900円手前でやや上げ渋ったような形で週を終えています。コマ足も連続し、ちょっとした材料で暴落しそうな形にも見えます。このまま3000円以上を目指すのか、再度弱って2000円以下を目指すのか、現時点ではどちらとも判断し難い気配です。つまりボックスに移行した気配が濃厚ということ。

ここで不用意にエントリーするとすぐに切り返されて損切りになりやすいところなので、しばらくは静観しようと思います。

上のチャート画像にも書き込んだのですが、入るにしてもこの三角持ち合いを上か下に抜けて、再度5日線を抜けるようなシグナルが表れてくれないと、入ろうにも入れません。移動平均線もパーフェクトオーダーの並びが崩れており、向きも60日線は下向きなのに5日線と20日線は上向きという、足並みが揃わない状況。こういうチャートのときは乱高下しやすく、往復ビンタになりやすいところですから気をつけなければいけません。

待つも相場。そんな相場格言がありましたが、まさに今こそ待つときでしょう。

ここから買いはありえるのか?

日経平均も3月の月足でついに60日線を下抜き、長く続いたアベノミクスの上昇トレンドも終わりつつあります。ぼくのトレード銘柄である太陽誘電も、20か月線が下向きに折れており、いつ再び暴落してもおかしくないチャートになってきています。月足チャートを見てみましょう。

オレンジ色のマーカーで、上昇トレンドの終わりのシグナルである「三尊(さんぞん)」を書き込んでみました。

リーマンショックや2011年の下げ相場で三尊が出現しています。2020年4月現在で、ぼくの見立てとしても、やはりこれだけ長く上げ続けてきたあとですから、月足レベルの三尊を今後数年かけて形成し、株価は1500円や1000円を目指していく可能性が高いのではないかと読みます。日経平均は今週は多少戻したものの、今後数年は下降トレンドになるという見立ては現在も変わっていません。

今後は長い下降トレンドになるということは、空売りしかやらないのか?と言われれば、そうでもありません。というのも、下降トレンドの中であっても、一時的な上昇トレンドは発生しますし、その中で短期で買いエントリーし利益を取ることは可能だからです。リーマンショック当時の太陽誘電の日足チャートを見てみましょう。

このように、長い下げ相場の途中でも一時的な上昇トレンドは出現しますので、そこでは買いを取っていきます。60日線が上向きのあいだは買いだけを狙っていくと決めていれば、暴落の底のあとに訪れる暴騰局面でも、アホになって買いだけでついていくことができるはずです。コロナショックが去ったあとにも、下げ切ったあとの底からは暴騰局面が訪れるはず。そこでは60日線が上向いていれば、余計なことは考えずアホになって買い一辺倒で勝負するのみ。

数年規模の長い下降トレンドが続いたあとでも「まだ下げ相場が続くのではないか?」と疑心暗鬼にならずに、「60日線が上向いているんだから、とりあえず買っていく」と決め打ちしていくことが重要です。チャート(60日線)が上に行くと言っているのだから、買っていくしかありません。

目先の動きについていくだけ

ぼくは長く持っても2週間程度の短期トレードなので、年単位のトレンドなんて予想しても、じつはほとんど意味がないんですよね。今後数日間の値動きイメージと、その間の建玉シナリオを描ければ十分。むしろそれ以上先のことなんて、考えると害になりうる。

「今後数年は下降トレンドになる」と言い続けていても、ふたを開けてみれば半年後には上昇トレンド復帰してて日経平均3万円を突破するかもしれないし、太陽誘電だって4000円や5000円を超えていくかもしれません。

それでもこういったチャート占いは、定期的にやりたくなるのですよ。あとから読み返したときに、チャートを確認しながら「当たってる!」とか「大外れやんw」と過去の自分にツッコミを入れながら読むのが楽しいんですよね。

それではまた来週。

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