どうも、南郷です。今週の成績を見ていきましょう。
※記事の後半で、とても意味不明な心理描写をしていますが、自分的にはコペルニクス的転換が頭の中で起きつつある重要な閃きなので、がんばって文章にしました。伝わる人にだけ伝わってくれるといいです。
口座残高、取引履歴、建玉画面のスクショ
というわけで先週金曜に入れた打診売りも損切りとなり、現在は建玉ゼロとなりました。うーん、やはりボックス圏のトレードは難しい。
今週の太陽誘電
ことごとく損切りとなっている打診売り。株価はいよいよ60日線を上抜いてきました。しかし、ここから買いで入るのはまだ怖いと感じます。金曜のローソク足を見てみても、十字線で終わっており、完全に強いようには見えないんですよね。
もしここから買いで入るとしたら、まず60日線が上向いてくることが最低条件です。三角もち合いを上放れした形にも見えますが、まだ下げ余地は十分に残していますし、ぼくとしてはここから2000円を割り込んでくる下落は十分にあると思っています。
引き続き売り目線で監視を続けていきます。
【悲報】トレードステーションがサービス終了
マネックス証券が提供する優秀なトレードツール「トレードステーション」のサービスが今年2020年の8月7日に終了となります。ブログで取り上げたことはなかったのですが、じつはぼくはこのトレードステーションを愛用していました。ちなみにぼくが最近チャート画像としてアップしているのはTradingViewのものです。トレビューも相当使いやすいですが、トレステの終了はかなり痛いです。
もうじき終わるサービスの話をしても仕方ないのですが、トレステはエクセルっぽい感じで銘柄監視リストを手軽に管理(ソートとか)できたり、日足・週足・月足などを同時に見たりするのがすごく便利だったんですよ。。。また、ザラ場でもリアルタイムに株価が反映されるので、引け間際にエントリー発注するスタイルのぼくとしては助かっていました。
ぼくはトレビューは無料版を使っているので、日本株は20分ぐらい遅延して表示されるんですよね、、、いや、課金しろって話なんですが、課金するほどヘビーユーザーではないので、悩ましいところなんです。
同じくマネックス証券が提供する「マネックストレーダー」はまだ使ったことがないのですが、今後はこちらを使ってみようかなとも思ってます。とりあえず8月まではトレステを使い続けるつもりです。楽天マーケットスピードは使ったことがないのですが、こちらも今後の選択肢として考えているところです。
現行手法に懐疑的スタンスなので裏でいろいろやってます。
現在は太陽誘電の単一銘柄トレードだけをブログで公開していますが、裏ではいろいろと試行錯誤しています。というのも、ぼくはこのロジックについて、やや懐疑的だからです。
単一銘柄トレードで採用しているロジックは「日足チャートに5日線、20日線、60日線を表示し、60日線が上向いているときには買いのみ、下向いているときには売りのみ。エントリータイミングはローソク足が5日線を抜いたとき」です。
5日線の上抜き下抜きをシグナルとしてエントリーする手法は、なにも新しいものではなく、昔から使い古された手法です。また、やろうと思えば誰でもできる手法であることから、くくりとしては「システムトレード」と言ってしまってもいいかもしれません。システムトレードとは、ある一定の条件が揃ったときに、感情を挟まず機械的にエントリーと決済をおこなうトレードですが、ぼくの現在の手法はそれに近いです。
ぼくが現在システムトレードという概念に抱いている仮説は、
「過去チャートで好成績を残すロジックでも、実用に耐えうるものはほとんど(99.9%)ないのではないか」
こんなことを言ってしまうと、過去チャートでの検証やら練習やらに膨大な時間を割いてきたぼくとしては、非常に残念としか言いようがないのですが、おそらくこの仮説は正しいと思っています。ぼくの現行ロジックは、たしかに過去チャートでは利益になる場面が多いです。過去チャート上では、5日線を上抜いたローソク足で買えばだいたい利確できます。
しかし、、、それを実用した途端に勝てない手法になるのはなぜなのか。それは未来のチャートはわからないということや自分のメンタルの弱さなども原因ですが、、、それ以外にも原因があると思っています。
これは言葉で説明するのは難しいのですが、、、
過去チャートで検証したほとんど信頼できない手法をリアルタイムのチャートで実用すること自体に因果関係の破綻があり、とてつもない矛盾が生じているのではないかという懸念を、ぼくはずっと感じながらトレードしているのです。
すみません、言葉で説明するのが非常に難しいので意味不明なことを言っていると思います。でも、ぼくはこんなモヤモヤした考えを、ここのところずっと胸に抱きながらトレードしているのです。
なんというのでしょうか。大前提の部分からとてつもない間違いを犯してしまっていることに、ようやく気づいた。そんな感じがするんです。
というのも、思考の前提が間違っていると、そこからたどり着く結果というのは、当然ですが間違ったものになります。トレードに置き換えると、
トレード手法の確立において、思考の前提とは「過去チャートで機能するロジックはリアルタイムチャートでも同様に機能する」です。しかし、おそらくこの前提が間違っている可能性が高いと思うのです。
それなら勝ち組はもっと多いはずだ
5日線を上抜いたら買い、下抜いたら空売り。このロジックを過去チャートで検証してみると、ほとんどの場合で利益になることがわかりますが、実際にリアルタイムのチャートでやってみると、そんなにうまくいきません。
もしこの手法で簡単に勝てるなら、勝ち組トレーダーはもっと多くてもいいはずです。一般的に、「トレードの世界では勝ち組が5%未満で、95%以上の負け組が彼らの養分となっている」と言われていますよね。おそらくこの比率は正しいと思うし、10年や20年以上トータルでプラス収支になる勝ち組トレーダーという意味では、全体の1%未満かもしれません。
60日線が上向いているあいだは5日線を上抜いたら買い。そんな誰でもできる手法をやっていて勝ち続けられるほどトレードは甘くないはずなんです。だってそうでしょう。こんな簡単なシステムトレードで勝ち組になれるなら、なぜ勝ち組はこんなに少ないのか。もっと直接的に言うと、なぜぼくは勝てないのか(笑)
もっと具体的に言いましょう。
ルールをすべて箇条書きにできるようなトレードをやっているうちは勝てるようにならない。感情や感覚を一切入れずにやれるようにマニュアル化したトレード手法では、勝ち組トレーダーになることはできない。
やっぱりどう考えても、ぼくの堂々巡りした思考の行きつく先は、この結論なんです。
ルールをすべて箇条書きにできるトレード=システムトレードです。つまりぼくが言いたいのは、システムトレードでは勝ち組になれない、ということです。これは仮説ですが、おそらく真実だと思っています。
勝ち続けるためには瞬間ごとにルールを微調整する必要がある
システムトレードをおこなっている人を全否定はしません。ですが、システムトレードで勝てている人は、おそらくシステムが機能しない相場になったら別のシステムを採用したり、ルールを微調整したりするはずです。そしてその判断は瞬時になされるはず。なぜなら相場は気づいたときには次のステージに移行しているからです。ボックス相場だったんだと気づく頃には、次のトレンドが始まっているものです。この瞬時の切り替え、瞬時の相場観、瞬時の立ち回りこそが勝ち組トレーダーの優位性です。
永遠に同じロジックで機械的にトレードして勝ち続けられる人はいない、ぼくはそう言いたいんです。
ぼくはこの仮説を抱くようになってから、現行の60日線順張りトレードについても懐疑的なスタンスを取るようになっています。それなら今すぐにでも単トレやめたらええやん、というツッコミが入りそうですが、しばらくは続けるつもりです。なぜなら、「システムトレードでは勝ち組になれない」というのは仮説であり、間違っている可能性も否定できないからです。
単トレで採用しているロジックは、過去チャート上のみで機能するポンコツ手法かもしれませんし、99%以上のシステムはおそらくそうでしょう。ですが、本当にポンコツかどうかは、ある程度データを取ってみないと結論を出すことはできません。やめるのは時期尚早ということです。だから、ぼくは太陽誘電を今後もしばらくは同じやり方でトレードしていきます。
もしポンコツ手法だと判明したら、その次は?
半年や1年たっても負け続けで、結局このトレード手法がポンコツだと判明した場合どうするか。それは今も考えて準備をしています。
ただ、ブログのネタとしてアップできるほど進んではいませんので、こちらはまだ時間がかかりそうです。過去チャートでの検証や練習はほとんど意味がないどころか、変な勘違いの原因になるのでむしろ有害であることがわかったので、少額の実弾トレードをやっています。
やはりリアルなマネープレッシャーとリアルな時間経過を味わいながらトレード経験を積むことだけが、唯一の糧となるのだと思います。だからこそ、トレーダーとしての成長には時間がかかるのでしょう。
今ぼくが準備していることが、いつかこのブログ上で公開できる状況になったら、そのときにはまた少し成長した姿をお見せできると思います。
それではまた来週。
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