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太陽誘電のトレードやめます。新手法で500万円フルベット!

どうも、南郷です。突然の報告ですが、太陽誘電での単トレ(単一銘柄トレード)を終了します。そして近日中に、単トレはルール微調整&銘柄変更して再挑戦します。また、500万円フルベットする新プロジェクトについてもお知らせします。

太陽誘電での単一銘柄トレードをやめる理由

今年2020年1月20日にスタートし、これまで約3か月取り組んできた「太陽誘電での単一銘柄トレード(60日線の向きに順張りロジック)」ですが終了します。

今週は一度もトレードしなかったので、実質先週末時点で終了したことになりますが、100万円スタートで991,972円フィニッシュですから、8,028円の負けという結果です。うん、微妙。

開始早々コロナショックの暴落を経験したものの、ほぼ無傷で終われたことは及第点でしょうか。(あの暴落を空売りで取れていればもっとよかったのですが…笑)

突然やめる決断をしたのにはいくつか理由があります。

  • おそらく勝てないポンコツ手法だと疑いながらも続けるのが無理ゲーすぎる。
  • 太陽誘電は資金100万円に対して株価が高すぎる。
  • ルール固めすぎ。融通きかなすぎ。
  • もっと勝算のありそうな手法を検証中で、近々実弾トレード開始予定だから。

、、、とまぁこんなところです。以下、それぞれ詳しく説明します。

手法を疑いながら続けるのは無理ゲー。

前回の記事にも書きましたが、今回採用していた「60日線方向に順張りロジック」に関して、途中からぼくは半信半疑で「もしかしたら過去チャートでしか機能しないポンコツ手法なのではないか?」と疑いつつトレードを続けていました。

⇒前回の記事

信念を持てない手法のために100万円というリスクを冒して、しかも1回1回の損切りが1万円とか2万円っていう自分にとってけっこう大きな金額になることの歯がゆさ。

自分の信じる手法なら痛みも小さいと思うのですが、自分が信じてないポンコツ手法なのに、大切な種銭をかけ続ける意味があるのか?と、なんだか急に虚しくなってしまったんです。そうですね、たとえるなら「たいして使ってないサービスの年会費を惰性で払い続けている状態に気づいてしまった」みたいな感じですかね。もしそんな状態ならすぐに退会すべきだし、納得できない出費ですよね。

資金100万円に対して株価が高すぎる。

これは単トレのスタート当初からうっすらと心配していたことなのですが、100万円という資金に対して、太陽誘電の3,000円という株価は高すぎたな、と思います。これは資金管理の失敗ですが、体感的には3,000円ではなくて1,000円ぐらいの株でやりたかったです。メンタル的なこともあるとは思うのですが、ぼくの現時点での「お金の器」では、100万円に対して3,000円という株価はどうやら高すぎたようです。正直なところ、値動きにびびってしまい、正常なトレードができなかった部分が多々あったと思います。

ルール固めすぎてて融通きかなすぎ。

これ。重要なのはここなんですよ。前回の記事にも書きましたが、ぼくは以下のように考えています。

「トレードルールをすべて箇条書きにできて、そのルール通りにやれば誰でも同じようにトレードができる」というような手法では勝ち組トレーダーにはなれない。

つまりストレートに言うと「システムトレードでは勝ち組トレーダーにはなれない」と考えているわけです。いや、もちろんある一定の期間だけ機能するシステムもあると思いますよ。でも、20年や30年という長いスパンで見たときに、同じロジックで永遠に勝ち続けられることは絶対にありえないと思います。相場はそんなに甘くないはずだからです。

勝ち組トレーダーが勝ち組たるゆえんは、その投資センスにあります。投資センスとは、ルールを守る意志力であり、ときにはルールを破って臨機応変に対応する勇気でもあります。システムトレードは「ルールを守る意志力」の分野に該当しますが、「ルールを破って臨機応変に対応する勇気」はほとんどのトレーダーが持ち合わせていない、まさに勝者のメンタリティなのです。これこそが、勝ち組と負け組を分けている決定的な要素だとぼくは確信しています。そして言うまでもなく、現在までのぼくは、この勝者のメンタリティはまだ獲得できていません。最近ようやく「勝者のメンタリティ獲得までの道筋がぼんやり見えてきた」というぐらいですね。

「自分の決めたルールをどんな状況でも守る」といえば聞こえはいいですが、言い換えると「どんな状況であっても手法を変えず、同じやり方でトレードを続ける、思考停止したサルでもできる手法」。それがぼくの「60日線順張り手法」だったのです。そんな簡単な手法で勝ち続けられるほど相場は甘くない。

だから次に採用する予定の手法では、おおまかなルールはあるけれど、半分はそのときの感覚でエントリーするという、あいまいなトレードルールにする予定です。もっと具体的に言うと、「自分の恐怖と欲望の感情に耳をすますこと」を大切にするつもりですが、こういった抽象的なルールはけっして箇条書きにはできない「自分だけのルール」となります。近々採用予定のロジックでは、おそらく誰もぼくと同じトレードをやろうと思わないだろうし、やれないと思います。その部分にこそエッジ(優位性)が生まれてくるし、本当の意味で「大衆の逆をやる手法」に昇華されるはずです。

言葉では説明できない手法。この「あいまいな部分」をあえて残すことで、勝ち組トレーダーになるための可能性が出てくるのです。ガチガチの箇条書きルールでやっているあいだは一生負け組のままだと気づいたので、ぼくはここで大きく方針転換する決意をしました。

近々実弾トレード開始予定の新手法

以上のような思考を経由し、近々新プロジェクトを開始予定です。プロジェクト名は「(仮称)落ちるナイフに貫かれる手法」とでも名付けます(笑)

その名の通り、暴落中の銘柄を買うという非常にシンプルなロジックとなっております。誰もが恐怖するところで、ナイフに貫かれることを覚悟しながら買い向かうのです。

あなたはこれを狂気の沙汰だと思いますか?

「狂気の沙汰だ。馬鹿げてる」と感じる人が、ぼくはどうか大勢いてほしいと願います。なぜなら、これからぼくがやろうとしていることがマイノリティでないなら、それは大衆と同じということであり、負け組の行動だからです。だから大衆のみなさん、どうか落ちるナイフを生涯恐れ続けていてください。ぼくは自分から進んで貫かれに行きます。

相場格言に「落ちるナイフはつかむな」というのがありますが、誤解を恐れずに言うならあれはですよ。チャートを見ればわかります。勝ち組トレーダーは落ちるナイフをつかみに行くからこそ勝つのです。

なぜ彼らは勝てるのだと思いますか?「負け組トレーダーが取らないリスクを、あえて取りにいくから」です。

そして極論すると、「トレードというゲームにおいて、リスクを避けようとする者は勝てない。よくてトントン、ほとんどは負ける」のです。なぜかというと、株にしろFXにしろ、トレードには手数料がかかります。手数料がかかるということは、リターンの小さいトレードをやっているとジリ貧になっていくのです。リターンの小さいトレードとは、リスクの小さいトレードのこと。

だから、持たざる者こそリスクを取るべきなのです。ここでいう持たざる者とは、「資金が数百万円しかないような弱小投資家」。そう、ぼくのことです。

もし、ぼくが今1億円持っていたとしたら、ほとんどリスクを取らなくても、おそらくトレード、いや人生というゲームにおいてほぼ「勝ち確」でしょう。たとえば高配当銘柄だけを保有していれば配当だけで年間数百万円が入りますし、それに類するETFでもいいでしょう。あえてリスクの高い短期売買などやる必要もないからです。ですが、ぼくは現状「持たざる者」なので、リスクを取らないといけません。むしろここでリスクを取らないと、せっかく資金を増やすチャンスが目の前にあるのに、なにもできないままジリ貧で退場、、、ということになる可能性が高いでしょう。

だからぼくは、リスクを取ることにしたのです。

【予告】もう一度、500万円で勝負します。

というわけで、現状でトレードに回せる資金のほぼ限界いっぱい、500万円を種銭として、新手法でのトレードを近日スタートします。キリのいいところで2020年6月1日の月曜日から始めます。手法はほぼ固まっているのですが、使う証券会社や資金管理や銘柄選定の部分をまだ決めていないので、あと2週間のあいだにじっくり考えて方針を決めようと思います。

500万円という金額は、ぼくがこのブログを始めた頃の、株式投資スタート資金と同じ額です。あれは2015年末のことでした。あの頃はトレードのことを何一つとしてわかってなかったけれど、相場がよかったおかげで多少は利益を出すことができました。あの頃から比べて自分は、少しはトレーダーとして、成長しているのかどうか。それは今後の結果を見て、読者であるあなたが判断してください。ぼくは500万円の行く末を包み隠さず当ブログ上で公開していきたいと思います。

1年前の6月にチャーティストとして実弾トレードを開始して、早いものでもう1年が経つんですね。この1年間、資産はプラマイゼロでしたが(苦笑)、自分の中に少しずつ「相場との付き合い方のコツ」みたいなものが蓄積されている実感はあります。あと少しで壁を越えられそうなところまで来ている気はするんです。本当にあと少しで。

5月の決算時期を受けて、相場もそろそろ動き出すでしょうし、新しいトレード手法を始めるのにちょうど良い時期かもしれません。

単トレは資金を50万円に縮小し、銘柄変更とルール微調整して近々再始動予定

太陽誘電での単一銘柄トレードはやめますが、資金を50万円に縮小し、銘柄変更とルール微調整したあと、これも近々再始動するつもりです。

というのも、太陽誘電の単トレで採用していた手法「60日線の向きに順張り&ピラミッディング」は、少しだけルールを変えると、おそらくけっこう勝てる手法になるのではないか?というアイディアがあるからです。これは過去チャートで検証中なのですが、これまでのように杓子定規に「5日線を上抜いた陽線終値で買う」というようなやり方ではなく、エントリーのタイミングをそこから少しだけずらすことで、けっこう勝てるかもしれないのです。

単トレ第2弾では、これまでのように完全にシステマチックにルール化するのではなく「60日線が上向きのときは買い目線強め。だけど空売りの可能性を完全に否定するものではない」というあいまいな部分をあえて残したルールにしようと思っています。

とはいえ、この「ローソク足と移動平均線を使ったトレード手法」が過去チャート上でしか機能しないポンコツ手法である可能性は否定できないので、最初に決め事として、「開始資金50万円が30万円まで減ったら終了とし、金輪際この手法とは縁を切る」と当ブログ上で明言しておきます。ちなみにこの50万円の中には、信用取引の保証金30万円が含まれていますので、30万円を切った時点でもう建玉を建てられなくなるはずです。

もう一度まとめますと、単トレ第2弾では、

  • 開始資金50万円とし、30万円まで減ったらトレード終了。金輪際この手法とは縁を切る。
  • 株価数百円程度の銘柄たったひとつを繰り返しトレードする。
  • 大枠はこれまでの「60日線の向きに順張り」を踏襲するが、エントリータイミングは少しずらす。
  • 機械的にエントリーするシステムトレードではない。あえてあいまいな部分を残す。
  • 分割エントリーと一括決済が基本。
  • ピラミッディングではなくナンピンをする。

こんな感じで決めています。銘柄はまだ決まっていませんが、種銭が50万円なので、おそらく数百円程度の銘柄をやることになると思います。

保証金30万円を除くと、実質損切りに耐えられるのは20万円まで。1回の損切り額を全体資金の2%に抑えるとなると、20万円の2%は4,000円。仮に2回の分割エントリー(200株)で5%逆行で損切りなら、株価400円程度の銘柄が妥当ですね。そうなると扱える銘柄数はかなり限られてきます。銘柄はどれにするかまだ決めていないので、過去チャートのうねりを見て、少しだけ過去チャート上でイメトレをして、エイヤァと決めてしまおうと思います。

単トレ第2弾のスタートも2020年6月1日の月曜日とします。それまでに資金管理ルールやもろもろのことを練っていきます。

エックスデーは2020年6月1日(月曜日)。2つの新プロジェクトを始動。

というわけで長文となりましたが、まとめると2020年6月1日月曜日から同時に2つのプロジェクトが始動することになります。

1つは「(仮称)落ちるナイフに貫かれる手法」資金500万円

もう1つは「単一銘柄トレード第2弾」資金50万円です。

それまで当ブログは不定期更新となりますが、また途中経過など報告できればブログをアップします。

それではまた。

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