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FX修行の現状は?南郷、株やめるってよ。

どうも、南郷です。またまた前回の投稿から1か月半も経ってしまいましたが、気にせず現状を報告していきます。

FXは死に物狂いで続けています

さて前回の投稿が7月中旬だったのですが、本日は9月1日。夏をすっ飛ばして秋の訪れを感じる季節となっていました。この間ぼくは何をしていたのかというと、株では一切トレードをせずに全体相場の暴落待ち。FXでは、相変わらずデモトレードとFX検証ソフト「フォレックステスター(FT)」でのトレード練習をひたすら繰り返しています。

7月のデモトレードは月間マイナスで終わり、文字通りボロ負けだったのですが、8月も連敗に連敗を重ね、同じくボロ負けのマイナスで終わりました。

デモはボロ負けでも練習成績は向上している

デモはボロボロでしたが、FT練習では成績は向上してきており、今ではだいぶ勝率も上がってきています。それは数字が物語っていて、下記画像のように、複数回トレード練習したあとの結果がプラスで終われるようになってきました。

↑7月時点での練習結果
↑8月末時点での練習結果

最初は気のせいだと思ったのですが、何百回とエントリー練習を繰り返していくうちに、チャートの波形の良し悪しというか、この波は伸びる、この波は逆行する、そういった気配みたいなものが感じられるようになってきました。毎回同じ基準でチャートを見て、同じルールでエントリーとイグジットを繰り返しているので、一見するとランダムに動いているように見えるチャートも、じつは法則性というか、リズムというか、そういった「読み」みたいなのがハマるときがあって、その瞬間を切り取って利益にする。それが裁量トレードなんだな、と。

デモトレードでは全然勝てない理由

FT練習ではだいぶ勝てるようになってきたのですが、デモトレードとなると途端に勝てなくなってしまうのが現状です。7月も8月もデモトレードの月間収支はマイナスで、苦しい状況が続いています。

前回の記事にも書いたように、その原因はわかっています。「リアルタイムの課題」を克服できていない。簡単に言うと「待てない病」ですね。

FT練習では、日足だろうが1時間足だろうが、スペースキーを押せばポンポンとローソク足が確定していき、どんどん早送りできます。チャートが汚い場面は全部早送りして飛ばしてしまい、入りやすいところだけエントリーできます。

それがデモトレードでは、リアルタイムでローソク足の形成が進んでいきますから、1時間足の確定を待つなら、(当たり前ですが)1時間待たなければならないのです。これができなくて、変なところでエントリーをしてしまい、練習の再現ができずに損切り連発となり、連敗で熱くなってメンタルも崩壊してさらに変なエントリーをしてしまう、、、、こういう繰り返しでした。

トレード技術は間違いなく向上してきている

7月8月と2か月続けてデモでは大負けしてしまったわけですが、この2か月の間に、FTで500回ぐらいはエントリー練習をしました。2か月前よりはチャートが正しく読めるようになり、勝率も上がってきました。以前はエントリーしたら即逆行して一度も含み益にならず損切りにかかる、というのが多かったのですが、最近はエントリーしてから一度も含み益にならずに損切りになる、というのがほとんどなくなりました。最近はむしろ、エントリーしたら一度も含み損にならずに順行して利確になるか、順行したけど戻ってきて建値決済になる、あるいは微損撤退が多く、負けの頻度が少なくなり、負ける額も小さくなりました。つまり、正しい方向にエントリーできる確率が上がってきた、ということです。

練習では綺麗なエントリーができる。あとはこれをリアルタイムの課題を克服して、実際のチャートで再現するだけ。それだけでトレードは勝てる。理論上はそうなります。

もちろん、デモトレードでリアルタイムの課題を克服したあとは、ラスボスである「リアルマネーの課題(マネープレッシャー)」を実弾トレードで克服していく必要がありますが、今の感覚だと、リアルタイムの課題を克服できれば、自動的にリアルマネーの課題も克服できるんじゃないかな??と楽観的に考えています。というのも、ぼくはこれまで株や仮想通貨でも利確や損切りをしてきて、マネープレッシャーには慣れているし、リアルマネーを損切りするのもそんなに痛みを感じないし、ここは大きな壁ではないと思っているんです。

だからこそ、今の自分にとってまず越えるべき壁はリアルタイムの課題。デモトレードで月間プラスにする、という大きな試練。これをクリアしないことには、次のステップには永遠に進めないのです。

目標は年内にデモトレード月間プラス達成

前回の記事では、「早ければ9月に実弾トレード開始」と言っていましたが、それは無理でした。で、7月8月と連敗して気づいたのですが、「早く実弾トレードで稼ぎたい!」という焦りから、デモトレードも雑になってしまっていたな、と自己分析しました。

なので、今後はもう少し気長に構えて、年内にデモトレード月間プラス達成できればいいか、ぐらいに考えることにしました。

FT練習は結果がついてきているし、2か月前に比べたら、正しくチャートを読めるようになっている。焦らなくても相場は逃げない。焦るのは自分に実力がない証拠。そう考えてFXに取り組んでいきます。

実弾トレード開始後にやりたいこと

少し気が早いですが、リアルトレード開始までたどり着けたら、やりたいと考えていることがあります。

現時点で思いつくのは、

  • myfxbookでトレードをすべて公開して、資金の増減も公開していく
  • 南郷さんの株ログを「南郷さんの株FXブログ」に改名するか、新たにブログ開設するかも?
  • YouTubeにトレード動画をアップ(南郷の肉声も公開?!)
  • ツイッター開設?

とまぁ、こんなところでしょうか。それぞれ説明しますと、、、

myfxbookでのトレード公開は絶対やりたいと思っています。myfxbookはMT4っていうトレードソフトを紐づけてネット上で自分のトレードを公開できるウェブサービスです。これを使うと、エントリーとイグジットの日時や、それでいくら勝った負けたみたいなのも全部公開されて、改ざんもできないので、トレードを嘘偽りなく公開するためのツールとして優秀なんですよね。

当ブログの名前も変えるかもしれません。今はほとんど株の話題もなく、FXほぼ一色になりつつあるので。しかも、FXで勝てるようになったら、株はもうやらなくなる気がします。株は正直、なぜ勝てたのかもわからないし、運で勝てたと思ってるし、資金効率が悪いし、9時から15時までしかトレードできないし、ストップ高ストップ安とか邪魔でしかないし、、、とFXと比べてメリットが全然感じられないからです。ちなみに今ぼくがFXで使っている手法はおそらく株でも機能しますが、FXで勝てるならあえて株を触ることもないかなーと考えています。むしろ、FXで勝てるようになったら、ゴールドや仮想通貨なんかのほうが触りやすい気がします。日経平均先物ぐらいは触るかもしれません。

YouTubeのトレードチャンネル、ぼくも好きでいくつか見てたりしますが、動画作るのってけっこう手間だと思うので、やらないかもしれません。でも、自分のトレードを動画で記録していくのはいいかもしれませんね。今は練習でもデモでも、トレードを振り返るために、エントリーとイグジットのチャート画像をスクショしてevernoteでコメントとともに保存して、トレード日誌をつけていますが、これがけっこう手間なので、それを全部喋りながらチャート解説して動画で保存できたら、らくかもしれない。

ツイッターに関しては、昔は情報収集のために見てた時期もありましたが、今は全然見てません。他人の相場観とかはトレードにおいて毒でしかないので。ただ、FXの公開トレードをやるなら、もしかしたらツイッターとYouTubeを開設する可能性もあるかなと思います。やるなら多くの人に見てもらえたほうが張り合いがあるし。

9月もがんばります

いろいろ書きましたが、まずはFT練習での成績をさらに向上・安定させ、デモトレードで月間プラスにする。これを達成しなければスタートラインにすら立てないので、今月もがんばります。

それではまた。

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 頑張ってください!
    初めまして、今日から貴殿のブログを読みはじめた昭和生まれ中年です。
    トレードステーションの終了を調べてたところ、たどり着きました。
    私はFX歴はトータル7年ほどですがまだ、成功とは程遠いところにいます。負け組の典型であるシストレ的な聖杯探しをずっとしていたように思えますが、あなた様の以下の言葉と同じ答えにたどり着いたのでとても共感を覚えました。
    「ルールをすべて箇条書きにできるようなトレードをやっているうちは勝てるようにならない。感情や感覚を一切入れずにやれるようにマニュアル化したトレード手法では、勝ち組トレーダーになることはできない。」

    それで、ご参考までに教えて欲しのですが、FT5での練習のことです。私もFT5に取り組んでますが、まだ、半年分(例えばユロドルなど)を流し見をして自分のエントリーポイントを体に植え付けようとしている段階で、FT5上でポジションをとる練習はできていません。

    貼り付けていらっしゃる練習結果はFT5での何ヶ月分の期間のことですか?例えば2021年の7月の1ヶ月分ということですか?
    また、時間帯はNY時間だけに区切って練習した結果など、練習時の前提はおありでしょうか?
    私はスキャルに近いデイトレ(※スキャルの定義はいろいろありますが、私は5〜10分で利確有りで利益伸びたらホールド)ですが、半年分のポジション持っての練習は信じられないくらい時間がかかっているので、貴方様は時間や期間をどう区切って練習されているのか参考までに教えてくださいませんか?

    まだ、貴方様のブログを見始めたばかりで見落として答えを書いていらっしゃるかもしれませんが、質問してしまいました。FXや投資のことを話せる友人がいないので、突然失礼いたしました。お時間がおありでしたら、どうぞご返事お願いします。

    • bungo523さん、はじめまして。

      トレステ、使いやすかったのに残念でしたよね。懐かしい。

      シストレ的なやり方では相場に対応できなくなるというか、それで勝てるならみんな勝てるじゃん、って思いますし、勝てる人はみんな裁量トレードやってますしね。シストレで稼げる人って、それを情報商材として売ってる商材屋だけだと思います。自動売買とかシストレで勝てると思ってお金払ってる間は、一生負け組ですよね。ぼくもそういう手法ジプシーだった時期があったので、わかります。

      FT練習は時間かかりますよね。
      貼り付けてる練習結果は20回分ぐらいトレードしたやつですが、あれだけで2年とか3年ぐらいです。
      というのも、ぼくが練習してるのは週足と日足のトレンド方向に4時間足と1時間足でタイミングを取って入る、というような順張りですので、1回エントリーするのにかなり待たなければなりませんので。
      日足でレンジになっているときなどは手出しできないので、数か月飛ばしたりするときもあります。当然、その期間はスペースキー連打でローソク足を飛ばしますので、数か月エントリーできません。

      時間帯は特に区切ってません。まずは自分のパターンになったら入ることの練習だけやっています。ただ、週末持越しは回避するなど、そのぐらいは気にしてます。

      練習の期間をどう区切っているかについてですが、たとえば直近10年分のUSDJPYを日足方向の順張りトレードだけやると決めて回します。順張りなので、日足が綺麗にトレンドが出ているときにしか入りませんので、日足がレンジになっているときは飛ばします。
      さらに、日足でトレンドが出ているときでも、綺麗な押し目にならなかったり、ローソク足の形状によってはエントリーを見送ったりしますので、何か月も待ってようやく1回エントリーできる、、、というぐらいです。
      利確と損切りを設置してエントリーしますが、基本は1日で決済するデイトレの練習をしているので、早ければ1時間、遅くとも10時間ぐらいで決済になります。

      で、1回のエントリーとイグジットのチャート画像をスクショして、それをevernoteに貼りつけて、なぜエントリーしたのか、どういうパターンで入ったのかなどコメントもいちいち記入していくので、なかなか時間がかかります。動きが悪いときは手動で決済したりもします。

      YouTubeでFT検証のやり方など、たくさん有益な動画が上がっているので、もしまだ見ておられないなら、YouTubeを見てみることをおすすめします。

      ぼくもまだまだ勝ちトレーダーには遠いですが、お互いがんばりましょう!

  2. ありがとうございました!
    お忙しい中、丁寧なご回答とても嬉しく、勉強になりました。ありがとうございました。
    いろいろとよそ見せずに、「まずは自分のパターンになったら入ることの練習だけ」というのは審美眼を養う上でとても大切なことですよね。
    やりっぱなしでなく、トレードノート作りと振り返りも上級トレーダーさんみんなされてるようですね。
    FT検証のやり方をyoutubeにupされている人がいるの考えつきませんでした。
    見習うところが多くて、一人でポツンと画面を見ているだけでは気がつかないことが多かったなと改めて反省しきりです。
    今後も貴方様のブログで勉強させてください。
    FXも株も続けて、どうぞ更新をやめないようにしてくださいね。
    陰ながら応援しております。

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